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PMS(月経前症候群)はいつから?原因や対処法!上手に付き合う方法は!

投稿日:2017年5月27日 更新日:

PMS(月経前症候群)いつから始まるのでしょう?
女性にとっては毎月のこと・・・。

そこで原因や対処法を調べてみました。

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月経前のさまざまな不調

月経が近づくと、なんとなくイライラして感情のコントロールができず、
家族やパートナーなど身近な人に八つ当たりしてしまうことってありませんか?

それは女性の20~50%に起こるといわれている「PMS(月経前症候群)」。

PMSとは、月経前の1~2週間前に現れる体や心のさまざまな不調のことです。
気分が落ち込んで涙もろくなったり、とても眠いのに眠れなかったり、
とにかく疲れやすかったり・・・。

 自分では、どうしようもできない心身の不調は、 女性の日常生活に大きく影響するPMSが原因かもしれません。 

女性ホルモンの変化がPMSを引き起こす?

月経前にさまざまな不調が現れるハッキリした原因は解明されてません。

一説では、PMSの原因の一つは、月経周期中の卵胞ホルモン(エストロゲン)と、
黄体ホルモン(プロゲステロン)の濃度が変動し、
ホルモンのバランスが不安定になるためだといわれています。

月経周期では、排卵が起こると次の月経までの期間(黄体期)に、
卵胞ホルモンと黄体ホルモンが多く分泌されます。

しかし、黄体期の後半になると、黄体ホルモンが一気に低下し、
その急激な変化に脳の視床下部がついていけず、
異常を引き起こすことが原因と考えられているのです。

視床下部は自律神経をコントロールする中枢なので、
ここがうまく働かないと、さまざまな症状が現れます。

 簡単にいえば、急激なホルモンの変化にデリケートな女性の体や心が対応できず、 その人の体質や体調によって、いろいろな症状を起こすのがPMSなのです。 

Severe morning stomach pain. Debica, Poland

症状は200種以上?心と体の不調

PMSは心の症状と体の症状の両方が複雑に関わりあって現れます。
次のリストはほんの一部。
人によって症状は異なり、その種類は200以上ともいわれています。

PMSはこうした症状が月経の10日前くらいから毎月現れ、
月経開始後には速やかに和らぐことが特徴です。

症状の種類や強さには個人差がみられ、また同じ人でも、
そのときによって異なる症状が出るときもあります。

また、PMSのうち、心の症状が特に強いものは、「PMDD(月経前不快気分障害)」と呼ばれます。
PMDDは心療内科や、精神科への受診が必要な場合もあります。

PMSの症状が強く、日常生活にも支障をきたすような場合には、
婦人科を受診しましょう。

婦人科を受診するタイミングは月経周期のいつでも大丈夫です。
前もって、月経の時期や毎日の症状、可能な人は基礎体温を記録しておくと、
診断の手助けになります。

婦人科では、子宮や卵巣などに器質的な異常(子宮筋腫や卵巣のう腫、がんなど)が
ないかどうかを調べます。

そういった病気がなくPMSであると診断された場合には、
その症状にあった対処法を提案されることになります。

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【月経前症候群】の代表的な症状

【心の不調(精神的症状)】

・イライラする
・泣きたくなる
・怒りっぽくなる
・気分が落ち込む
・ボーっとしてしまう
・家族に八つ当たりしてしまう
・不安になる
・集中力が低下する
・やる気、意欲が低下する

【体の不調(身体的症状)】

・頭痛、頭が重い感じ
・腰痛、肩こり
・乳房や腹部の張りや痛み
・胃や下腹部の痛み
・むくみ
・のぼせやめまい
・吐き気
・疲れ、だるさ
・肌荒れ、ニキビ
・ひどい眠気または不眠

上記のリストはほんの一部です。
人によって症状は違い、その種類も200を越すといわれていますので、
あくまで参考程度にしてください

PMSの治療法や対処法!

PMSの対処法は、生活習慣の改善が基本です。
自分自身の月経前の症状を書きとめて、ストレスと考えられる状況がある場合には、
それをなるべく遠ざけ、ゆっくりと休息をとるようにしましょう。

気分転換を図って、自分が心地よいと感じる状態に身を置くようにすることが大切です。

そして、バランスの良い食事を心がけましょう。
むくみの症状があるときには、塩分は控えめにし、
不眠の症状があるときにはアルコールやカフェインの摂取もひかえるようにします。

また、甘い物を食べたくなったときは、血糖値を穏やかに上げる食材
(芋類や玄米など)をとると良いでしょう。
また軽い運動、特に有酸素運動は汗をかくことで体内の水分が排出され、
心も解放されリラックス効果が得られるのでおススメです。

日常生活の改善を行っても症状が改善しない場合には、
ホルモンの変動をなだらかに抑える低用量ピルが効果的な場合があります。

また、体質改善のための漢方薬も医師と相談の上処方してもらうと良いでしょう。
主なものには、加味逍遥酸(かみしょうようさん)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、
温経湯(うんけいとう)、抑肝散(よくかんさん)、桂枝加竜骨牡蛎湯
(けいしかりゅうこつぼれいとう)、などがあります。

女性なら誰しも、自分の心や体が月経周期によりさまざまに変化することを、
少なからず体験していることでしょう。

忙しい毎日の中でも、自分の体調を振り返る時間を持つことはとても大切なことです。
自分のPMSの特徴がわかったら、家族やパートナーにもあらかじめ症状を伝えておきましょう。

「イライラしやすくなったり涙もろくなったりするけど気にしないでね」など、
具体的に伝えておくと、自分も相手も安心できるのではないでしょうか。

ホルモンの影響だからと軽く考えず、自分の体の声によく耳を傾けて、
適切に対処していきましょう!

まとめ

女性は生涯を通じて女性ホルモンの影響を受けていますが、
一生で分泌される女性ホルモンの量は、たったティースプーン1杯程度と
言われています。

こんな微量でも、私たちの体を維持する重要な役割を担っている女性ホルモン。
上手に付き合って、快適な毎日を送りたいですね!(*^_^*)

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