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ムシトリスミレの種類って?!育て方をご紹介!

   

ムシトリスミレってご存知ですか?
ムシトリスミレって名前ですが、スミレの仲間じゃありません!Σ(´∀`;)

今回はそんなムシトリスミレについて、調べてみました!

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ムシトリスミレって?

ムシトリスミレとは食虫植物です。

先ほども言いましたが、ムシトリスミレって名前でも、スミレの仲間じゃありません。
日本にも自生していて、その花がスミレに似ていることから名前が付いています。

日本の高山地帯をはじめ、中国や、チベット地方、
南北アメリカ大陸からヨーロッパと広範囲に分布します。

葉の表面や花茎から粘液を分泌して、小さな虫を捕らえます。

栽培については、3ッのグループに分けてご紹介しますね。

・湿潤常温性・冬芽形成しないムシトリスミレ
・湿潤常温性・冬芽形成するムシトリスミレ
・サバナ気候性

湿潤常温性・冬芽形成しないムシトリスミレ

湿潤常温性・冬芽形成しないムシトリスミレは主に北アメリカのフロリダ州、
アラバマ州などの平地で、四季はありますが、比較的温暖な地域に自生しています。

栽培方法はムシトリスミレの中では比較的簡単な方です。

栽培方法

以下のものをホームセンターやペットショップで調達しましょう。

①幅60㎝のガラス水槽
②熱帯魚用電子サーモスタット
③熱帯魚用ヒーター
④金網
⑤高さ5~6㎝程度の植木鉢6個
⑥温度計
⑦アクリル、もしくはガラスの蓋

まず、水槽を室内の窓辺など日のあたる場所に置きます。
この中にヒーターをセットして電子サーモと接続します。
植木鉢を逆さまにして水槽の四隅と真ん中の6か所に置き、
それを台にして上に金網を敷きます。

金網は水槽の底面を同じ大きさに切っておきましょう。
これで準備完了です。

水槽に水を入れ、金網に届かない程度の水位とします。

サーモスタットのセンサー部分を水面より少し高い位置にくるようにセットして、
設定温度を15~20℃くらいにあわせます。

電源を入れると、ヒーターが作動して水温が上昇すると同時に、
水蒸気で水槽内は湿度の高い状態が作られ、温められた水より水槽内の温度も上昇します。

後は電子サーモヒーターをコントロールして、水槽内の気温を設定した温度に保ってくれます。

以上の設備を備えれば
冬芽を形成しないムシトリスミレやモウセンゴケ、ウツボカズラなど、
栽培可能な品種はかなり増えます。

冬芽を形成しない仲間は、四季の変化を問わないため、
冬の温度管理だけをしっかりすれば、管理が容易です。

関東地方より南の地域であれば一年中戸外での栽培も可能な種類も多く
冬は凍らない程度3度以上の保温をすることで
春以降の生育が良好となります

このグループは総じて温室で管理し、真夏は50度以上の遮光、
真冬は5度から10度程度の加温することで同じ環境下でまとめて一年中栽培が可能です

愛好家によっては北アメリカ原産種と、メキシコ原産種、
さらにはヨーロッパ原産種を同じグループにまとめているのに違和感があるかもしれません。
ですが、同じ場所環境で栽培できるというポイントで、
あえて同じグループにまとめました。

美しい花が咲き種子もたくさん取れますので、
実生により増殖できます。
種は暖かくなる春先に播きますが、温室などで十分な温度が確保できれば、
採取後、すぐに播く方がいいでしょう。

また、よく生育した株では、脇芽も生じ株分けもできます。

湿潤常温性・冬芽形成しないムシトリスミレ

イオナンサ

北アメリカのフロリダ州に自生します。

白花と薄い紫色の2系統あり、春先に開花し、
受粉作業をしなくても種子がたくさんとれます

一年中戸外栽培が可能ですが凍らない程度に保温した方が良いでしょう。

プリムリフロラ

アメリカのフロリダ州からミシシッピ州のメキシコ湾岸に自生します。
この中の中では最も栽培しやすく普及しています。

春咲に薄ピンク系の花をつけ自然に種がとれます。
栽培はイオナンサに準じますが、秋や春に葉先に不定芽を生じ増殖します。

できるだけ間口の広い鉢を使うようにしましょう。
用土は水苔単用で十分です。

日本国内ではある地域に帰化していて、見事の群生を形成しています。

本種は戦前より日本で栽培されており、その系統はウイルスの感染によって
葉がよじれているものでしたが、近年葉がよじれない系統や、
白花のものが出回る様になりました。

さらには愛好家により、八重咲き品種が実生苗より選別され、
ローズと命名されて愛好家を楽しませてくれています。

プラニフォリア

アメリカのフロリダ州からミシシッピ州のメキシコ湾岸に自生します。
この仲間の中では、栽培しやすく普及しています。

春先に花をつけますが自然に種子が採れることはないので、人工受粉をします。
種子は採れたらすぐに播種し、半年ほどで直径3からcm程度の苗に生育します。

葉が丸くなる系統や葉先が鋭く尖る系統、さらには葉は葉は本来赤いのですが、
緑色の系統もあります。

セルレア

北アメリカのノースカロライナ州からフロリダ州に至る海岸沿いに自生します。

春咲に青紫の花を咲かせますが、開花後に極端に株が衰える傾向があり、
このタイミングで空してしまう愛好家は少なくないでしょう。

栽培はイオナンサに準じますが、このグループの中では最も栽培維持が難しいでしょう。

ルテア

アメリカの東海岸沿いに広く分布しており、ムシトリスミレの仲間では、
唯一黄色い花春先に咲かせます。

栽培はセルレアよりは優しいですが、気難しさがあります。
しかし独特の花の色空も愛好家の間では人気が高い品種になっています。

プミラ

北アメリカの東海岸沿いに広く分布しており、紫、薄紫、ピンクなどの
変化のある花を春先につけます。

開花後に衰えてしまい種子で更新するしかなく、これが要因となって
日本ではあまり普及していません。
日本では1年草扱いとしています。

モクテズマエ

メキシコのモクテズマエ渓谷に自生しているもので、
ピンクから赤紫の大きな花は大変魅力的です。

また花だけではなく葉も特徴があり、
細長い葉を10cm 程度のばし、捕虫活動も盛んです。

栽培もいたって簡単で、1年中戸外で栽培可能ですが、
増えは吸入しないのでできれば5度程度の方してください。

腰水し、日光にはよく当てて育てますが、
真夏は30%ほど遮光した方が良いでしょう。

湿潤常温性・冬芽形成するムシトリスミレ

日本や中国、北アメリカ、ヨーロッパの高山帯に広く分布している仲間で、
日本では日光連山、赤城山、秋田駒ケ岳、三重県飯髙山、谷川岳、
八方尾根、埼玉秩父、八幡平、四国の石立山、大雪山などの高山地帯のほか、
新潟の早出峡や、杉川渓谷、岐阜の根尾地方の標高のあまり高くない地域にまで分布しています。

育て方

前章のグループとの違いは、冬になると越冬芽を形成する点です。
日本で栽培する場合には、1年中戸外で直射日光によく当て、
あとは冬芽を形成するモウセンゴケの栽培に準じれば何の問題もありません。

食虫植物の栽培は難しいとよく言われます、
しかし【食虫植物=熱帯植物】という間違った先入観が、
食虫植物の栽培をより難しくしていることに気付いていただければと思います。

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置き場所

日光のよく当たる場所におきます。
初心者の方は、室内で栽培されてしまうことが多いようですが
直射日光によく当てて栽培してください。
真夏以外は終日日光が当たれば理想ですが、少なくとも半日は当たる場所を選んでください。

水の管理

湿地に生えている植物なので用土の乾燥は禁物です
受け皿に水を張ってそこに鉢を置きます、これを腰水と言います。
腰水の深さが1cm から2cm 程度としましょう。

これで鉢の中は常に湿っている状態を保つことができるわけです。
ただし夏場は腰水の水温が上がってお湯にならないよう注意しましょう

植え方

ホームセンターなどで購入した場合はそのままの状態で栽培を続けましょう。
植え替えは翌年の1月から2月にかけて休眠中で、根の生長が止まっている時に行います。
食虫植物の栽培において植え替えという作業は実に大切なもので、
これを実施するとしないとでは翌年の生育が全く異なります。

まずは鉢から株を抜き取り、古い水苔、用土を取り除きます。
根の隙間も古いヨードが詰まっているので、ピンセットで丁寧に抜き取って、
バケツの水などで水回りを綺麗に洗います。

抜き取った株に複数の芽が生じている場合は株分けをします。

新しい蜂と良い土を用意します。
鉢は2~4号度のものでいいでしょう。

素焼き鉢、駄湿鉢、プラスチック鉢、ビニールポットなど何でも構いません
また、おしゃれな化粧鉢に植え、用土の表面に化粧砂を敷くことで楽しくまた可愛く栽培できます。

用意した鉢の鉢底に鉢底ネットや鉢片、軽石などの砂利を入れ、水はけが良くなる様に工夫します。
これは園芸の基本と思ってください。

軽石などは腰水した時の深さと同じぐらいになるようにするのが理想的です。
用土には水苔を使うのが基本ですが、最近は高価なため、パーライト、ビラボン、鹿沼土を、
同量程度配合したものを使うのもいいでしょう。

いずれの用土も使用するときは十分に水分を吸わせてから使用します。

用意した鉢に一株ずつ植え付けます。
十分な水を吸わせた水苔を、根の回りに巻き付けていき、
鉢の大きさと同じくらいになるまで水苔を周りにたし、鉢にすっぽりといれます。

そして不足する部分に水苔を埋めていきます。
やや硬めに植え付け、上からたっぷりと水を与えます。

鉢の中の水が4~5秒ですーっと流れる様になれば完璧です。
鉢内に水が溜まるようでは水苔を固く締めすぎているので調整してください。

殖やし方・株分け

株が充実してくると脇から新芽が出てきます。
そして十分な大きさになったら株分けをしますが、植え替えの時期が最適です。

ハサミなどは使わず、指で裂く様にに分けますが、軽く力を入れて株が別れるぐらいがよく、
無理にわけないようにします。

ワンシーズンで十分生育すると2~5芽くらいは得られるでしょう。

葉挿し

葉を根元からはずし、用土に挿しておくことその付け根から発芽・発根していきます。
この方法は成長が活発になる5月から7月頃にやるのが最適です。

実生

5月から6月にかけて白い綺麗な花が咲きます。
そして8月頃に種が採れますので、それをすぐに蒔けば、1~2ヵ月ほどで、
小さい苗を植えることができます。
しかし親株に育て上げるのに、3~4年ほどかかるので、株分けや葉挿し方が簡単で
早く親株まで育てることができます。

湿潤常温性・冬芽形成するムシトリスミレ

ムシトリスミレ

日本を始め中国からチベット地方、さらにはアメリカ合衆国北部からヨーロッパに至る
広範囲に自生しており、このグループの代表種といって良いでしょう。

花は紫色ですが、形状も含めて地域差があり、日本の赤城山産と早出峡産とでは
ひと目で区別がつくぐらいはっきりと違いがわかります。
日本では標高の高い早出峡産のものが栽培や増殖が容易で広く出回っています。

グランディフロラ

アイルランド、スペイン、フランス、スイスなどのヨーロッパ地方および、
北アフリカに広く分布しています。

ヨーロッパ産の中では、最も栽培しやすく普及しています。
春先に濃い紫系の花をつけ、種がたくさん採れ、実生により増殖できます。

また、冬芽による自然増殖も可能で、1株から10株以上に一気に増やすことができます。
夏の暑さも丈夫で、栽培にあまり手間がかかりません。

コウシンソウ

日本固有種であり、日光連山である庚申山、男体山、女峰山などの極限られた地域、
しかも霧が立ち込める壁面に限って生育している大変珍しいムシトリスミレです。

植物体は、直径1~2cmととても小さいです。
花茎は高さ数10cm程度で、途中で二又にわかれます。

開花結実が終ると、花茎が崖の壁面に向かって伸び、
その壁面に種子を擦り付けます。

種子がこぼれてしまうことを防ぐための知恵を進化の過程で身に付けたのでしょう。

標高1500m以上で数時間間隔で霧が立ちこめ、日光がほとんど当らず、
最高気温が真夏でも20℃を下回るような場所に生育しているため、
国内での栽培は非常に困難でしょう。

サバナ気候性

メキシコ、 ホンジュラス、 グアテマラ、 ニカラグアまでの注文高山帯に広く分布している仲間です。

主に評価の高い山岳地帯の斜面に自生していて、夜は霧につつまれる様な環境が彼らの好む場所です。
高山帯と言っても熱帯に位置するため、年間を通して比較的温暖で、
凍るような寒さはなく、また熱帯夜のような寝苦しい夜もありません。

育て方

自生地の環境から考えると用土は乾燥気味でよく、
素焼鉢に水苔で比較的固めに植え付けます。
腰水はしないで、乾いたら水を変える程度で十分です。
その代わり、夜の空中湿度を上げる様に工夫してください。

自然にあげることはなかなか難しいのですが、
霧吹きで与えるだけでも十分効果があります。

あまり強い日光に当てる必要はなく、半日蔭かガラス越しの光で十分です。
半透明の衣装ケースに鉢を並べて、半日陰の場所に置いておけば、
結構簡単に栽培環境は整うことでしょう。

夜だけ衣装ケースの蓋はして、日中は蒸れないように開けてやり
通気を図りましょう。

サバナ気候性

シクロセクタ

メキシコの東シエラ・マドレ山脈のライムストーンの崖地に産します。
花は濃い紫色で夏に開花します。

栽培は容易で、初心者向けです。

冬期は冬芽を形成し越冬します。
この冬芽をばらして、葉挿しすれば、大量に増殖することができます。
以前はエレルサエがシクロセクタの名前で出回っていた過去があるのですが、
今では混乱が収まったようです。

エセリアナ

メキシコのタマウリパス州の山岳地帯の崖地に産します。
花は濃い紫色かピンク色で春先に開花します。

栽培は容易で、初心者向けです。

冬は冬芽を形成し越冬します。
この冬芽をばらして、葉挿しすれば、大量に増殖することができます。

真冬意外は戸外での栽培も可能で、おそらくグループの中では、
一番栽培が簡単です。

エレルサエ

メキシコのサン・ルイス・ポトシ州に産します。
花は薄紫色からピンク色で春先に開花します。

栽培、増殖は容易で初心者向けです。

花の変異に富み、お多福、Santa Catarina、Santa Gertrudis、などが
区別されて栽培さています。

多湿と日光不足には注意が必要です。

まとめ

食虫植物でもムシトリスミレって、とっても可愛いですよね。

栽培の難しいものから、初心者向けのものまであるので、
是非参考にしてくださいね。

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