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ウツボカズラの育て方!仲間たちもご紹介!!

   

ウツボカズラは食虫植物の中でも、
人気の植物ですよね。

今回はそんなウツボカズラの育て方や、
仲間たちをご紹介します。

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ウツボカズラとは?

ウツボカズラといえば、食虫植物の代表的存在で、
ご存知の方も多いことでしょう。

この植物は、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、
ミャンマー、ラオスなどの東南アジアを中心として、
中国、オーストラリアのヨーク岬半島、スリランカ、
インド、セーシェル、マダガスカルなどの熱帯地域を中心に、
分布し、種類も多く、これまでに100種類以上が知られており、
なおも新種の発見が相次いでいます。

葉の先は袋状になっていて、そこに虫をおびき寄せて中に落とし、
消化吸収しています。
(この部分を捕虫嚢と言う)

もちろんウツボカズラも光合成してますが、生育している場所は、
ほとんどが湿地や岩場で、十分な栄養が取れない環境です。

そこで、足りない養分を虫から補っているのです。
捕虫嚢の色や形は、種類によって様々で、
進化の不思議を感じさせてくれる植物です。

ウツボカズラの袋は、葉の中心にある脈が伸びたもので、
袋の入り口の周りや、フタの内面にある蜜腺で虫を誘い寄せます。

虫が袋の中に落ちると、内壁がロウで滑りやすくなっているため、
中に溜まった水に落ちて、溺れしんでしまいます。

その捕虫嚢の構造を、もう少し詳しく解説しておきます。

袋は、厚いクチクラ層が、内・外壁の表皮を覆い、またその内側には
螺旋状の繊維を詰め込んだ細胞が並んで、物理的な硬度を高めています。

こうしてせっかく捕獲した獲物が袋を
食い破って逃げ出せないようにしているのです。

袋の内側は、タイル上の凸凹面となり、さらに表面に
白っぽいロウ質が分泌されているので、滑りやすく、
落ちた虫がなんとか内壁をたどってよじ登ろうとしても、
その内壁には、薄っぺらなウロコ片がたくさん張り付いて、
内壁に捕まっても、その鱗片が剥がれ落ちてしまうのです。

袋の中には、いつも一定量の水が溜まっていて、
外から溢れるほど水が入ったとしても、吸収し、まもなく一定量に戻ります。

逆に、水の中を捨てても、根から吸い上げた水が送られて、
中にたまります。

また、水の中には、虫の体に染み込みやすい物質が溶けていて、
虫を水中に沈めてしまいます。

水が溜まっているあたりの、袋の内壁には、消化液を出したり
養分を吸収したりする線が、たくさんあります。

ただ、消化液は若い袋でしか分泌されずに、古い袋になると、
ほとんど細菌の働きで消化が進められます。

ウツボカズラの育て方

ウツボカズラは熱帯雨林地帯に分布していますが、
低地から、標高3000mに至る高山にまで見られ、
栽培方法については、一概にまとめて説明できるものではありません。

自生地の標高のほかにも、湿地や崖、乾燥地帯に生育するものなど、
その環境変化は様々ですので、以下のように、
大きく三つのグループに分けて、説明したいと思います。

①高温多湿性グループ
②低温乾燥性グループ
③冷涼多湿性グループ

ウツボカズラの増殖

挿し木

ウツボカズラの増殖で、最もポピュラーなのは挿し木です。
一般園芸で行われている、さつきの挿し木と基本的には容量は同じです。

ウツボカズラには、その茎と葉の付け根部分に、
生長点となる脇芽が存在しています。

何らかの原因で、茎の先端の生長点が切除されたりすると、
この脇芽から発芽が見られるわけです。

この性質を利用して、挿し木増殖させます。

長く伸びたウツボカズラの枝を長さ10~15cm程度に切断します。

これは熱湯などで消毒した、花ばさみや、鋭い刃物を使って下さい。
枝を切るときは、できれバケツなどの水の中で、切断するようにしてください。

水切りと言い、切り花の管理と全く同じです。

次に葉を、2/3以上切除します。
こうして挿し穂の出来上がりです。

あとはこれを2~3本束ねて水挿しにします。
珈琲や、ジャムの空き瓶に水を入れ、それに束ねた挿し穂を入れるだけです。

 明るい場所に置いておけば、一か月ほどで発芽、発根します。 

発根後は、眠根周りを水苔で包んで、鉢に植えます。
挿し穂を水挿しにしないで、ミズゴケや鹿沼土に直接挿し木する方法もあります。

切断面を包むように、水苔を巻きつけて鉢に植え付けます。
通気性を保つために、素焼鉢が適しています。

これを、通常ウツボカズラを管理している温室などに、置いておけば、
1~2ヶ月ほどで発芽します。
この方が、その後の植え付けなどの手間が省けていいでしょう。

鹿沼土に挿す方法もあります。
平鉢に敷き詰めた鹿沼土に、直接ずぶずぶさすだけで、
手間はかかりません。

挿し木の時期は、5月頃からが最適で、自然の湿度で管理できて楽です。

実生

 ウツボカズラは雌雄異株ですので、雌株と雄株が同時に開花しないと、 受粉できず種が取れません。 

ウツボカズラを開花させるには、それなりに大きく育てる必要がありますので、
大きな温室がない方に、受粉は無理かもしれません。

種子を入手するだけであれば、海外の業者から、簡単に手に入れることができますが、
鮮度の問題がありなかなか発芽しないものです。
幸いにも、新鮮な種子が手に入ったなら、なるべく早めに巻きます。

まずは、鉢かポットなど、大きさは特にこだわらず用意します。
播種用土としては、清潔な鹿沼土か桐生砂の単用、日向土の細粒単用などが最適です。

いずれの用土も、蒔く前に水を十分に染み込ませてください。
古い書物では、シャーレに水苔の粉を使うなどと書かれていますが、
その必要はありません。

そして種子を蒔き、腰水をして完了です。
日当たりの良い場所に置きましょう。

ラップで包んだりする必要もありません。

発芽適温は、おおむね20~30度くらいが良い成績を得られます。
真冬に播種する場合は、小型の水槽などに、深さ10cm程度の水を入れて、
熱帯魚用のヒーターとサーモスタットをセットし、水温を26~28度ぐらいに保ち、
その水に腰水します。

早い場合、1ヶ月くらいで発芽していきます。

発芽までは、空気の乾燥に注意します。
腰水は種子がおおむね発芽し終える頃からやめて、
苗が飛び散らないように、頭から潅水します。

捕虫葉が4~5枚確認できる状態になったら、別の鉢に植え替えます。

ピンセットなどで、根の周りの用土ごと引き抜き、
2号程度のビニールポットなどに、新鮮な水苔を巻きつけて植えます。

植え替え後の過湿は8禁物で、用土表面が少し乾き気味になってきたら、
水を適量をやるようにします。

高温多湿性グループ

マレー半島、スマトラ島など平地を中心に自生している仲間で、
ウツボカズラの中では最も栽培しやすい仲間となります。

この仲間の自生地は、日当たりの良い湿地や崖地、あるいは
うっそうとした、日当たりの悪いジャングルの中にまでと様々で、
まさに、食虫植物といったイメージにぴったりの場所です。

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昼間はカラッと晴れ渡り、気温は30度を軽く超えますが、
湿度はさほど高くありません。

しかし、夜は毎晩のようにスコールが降り、
一気に蒸し暑くなるような環境です。

従って、栽培にあたっては温室内のよく日の当たる場所に置くようにしましょう。

加湿器で、空中湿度を上げる工夫をするように、
と古い栽培書に書いてありますが、その必要はありません。

温室温内の自然な湿度や、朝晩の夜露で十分で、
本格的な温室がなくても、60cm程度の水槽でも十分栽培できます。

あるいは、秋になるとホームセンターなどで売り出される、小型の室内温室や、
透明なプラスチックの、衣装ケースでも十分です。

プラスチックケースは、なるべく高さのあるものを購入し、
その中に苗を収容し、蓋をすれば自然に空中湿度が保てます。

用土は水苔が基本です。
最近販売されているものには、水苔以外に植えられているものも、
多いですが、あまり気にしない方がいいでしょう。

ヘタに植え替えたりすると、調子を崩すことが多いので、
そのままの状態で水やりを工夫します。

腰水は基本的にしない方がいいのですが、水やりの手間を省くために、
ほんの少し腰水するぐらいは、問題ないでしょう。

 問題は冬です。 種類にもよりますが、最低10~15度程度の保温は必要です。 

衣装ケースに収容した場合は、部屋の中におけば、
10度程度は保温できるでしょうが、特に寒い時は、
部屋のエアコンを稼働させることで、何とか冬を越すことができるでしょう。

アンプラリア

マレー半島、スマトラ島、ボルネオ島、ニューギニア島になる広範囲に自生しています。

袋は真丸で、地面に綺麗に並ぶ姿が人気で、国内でもよく栽培されています。
袋は真緑、斑点、赤や口の周りだけ赤など、変異が多く、
愛好家を楽しませてくれます。

温室内で高温多湿に管理し、冬は最低でも15度以上で管理します。

ラフレシアナ

マレー半島、スマトラ島、ボルネオ島などに至る広範囲に自生しています。

アンプラリア同様に、袋の色やフタの形、ツルの形状に変異が多数あり、
それだけでも園芸価値の高いものといえます。

アンプラリアと同様に、年中高温多湿に保ち、
冬は最低15度以上、できれば18度程度に保温しましょう。

低温乾燥性グループ

この仲間は、標高800~1500mの山岳地帯に自生するもので、
一部の例外はありますが、用土の乾燥に強く、
また、前章のように高温多湿にする必要の無いウツボカズラです。

栽培方法については、前章とほぼ同じですが、冬の最低温度は、
せいぜい10度程度で問題なく、温暖な地方では、無加温でも越冬できるほど、
強いものが多く、夏の暑さにも意外と丈夫で、特別に冷房をしなくても、
栽培できる種類が多いです。

アラタ

フィリピン全土に広く分布しています。

その袋の変異は多数あり、赤系、緑系を中心に、
様々なバリエーションが区別され、栽培されています。

古くから日本に導入されていた、ヒョウタンウツボカズラは、
ハイブリダという名称で普及してましたが、近年の研究で、交配種ではなく、
アラタであることが確認できました。

一般家庭の室内でも越冬できるほど、耐寒性は十分にあるようです。

トランカタ

フィリピンのミンダナオ島固有種で、標高は1700m付近にまで自生しています。

袋は2Lペットボトルほどのサイズにまで成長し、その大きさは圧巻です。
もともと成長の遅い種類ですが、4月頃から旺盛な生育を始めるので、
用土の過湿に注意します。

低温と乾燥に強く、真冬でも7度程度あれば十分に冬を越すことができるでしょう。

冷涼多湿性グループ

この仲間は、標高1000~3000mの山岳地帯に自生するもので、
日本の夏を越すためには、冷房が不可欠なものが多いです。

地域や工夫次第では、冷房なしでも、十分成果を上げている
愛好家もいることは事実ですが、冷房の必要さもさることながら、
高湿度の維持というポイントもプラスして、難易度の高い栽培技術と、
経験が必要な仲間と言えます。

冷房の方法ですが、戸外に設置した、普通のアルミ温室に、
室内家庭用のエアコンを取り付ける方法があります。

あるいは、温室の一部を切り取って、ウィンドウクーラーを設置する方法、
また、熱帯魚用のクーラーを設置し、腰水を巡回させて冷やす方法や、
中古の、業務用のジュースなどを入れる冷蔵庫を、リサイクルショップで購入し、
温室用に改造するなど、愛好家たちからは、様々な工夫やアイデアが考案されています。

また、非常に高価ですが、高地性の洋ラン用に開発された冷房専用の温室が、
温室専門業者から、売り出されております。

 いずれにしても、これから紹介するウツボカズラを 長年栽培維持しようと思ったら、それなりの覚悟が必要だということです。 

バービージアエ

ボルネオ島の、キナバル周辺の標高1200~3000m付近の山岳地帯に広く分布します。
高山性にもかかわらず、栽培は意外と容易で、
冷房なしで、大きな袋をつけさせる愛好家も少なくないです。

海外からの輸入も、簡単にできるので是非栽培してほしい種です。

アリストロキオイデス

スマトラ島のジャンビ地方にあるトゥジュ山、標高2000mで、
最初に発見された、非常に珍しいウツボカズラです。

袋の入り口は、通常上を向くのですが、どういうわけか本種は、
横に口を開ける進化を遂げました。

徒長気味に枝は長く伸びて、他の木に絡まり、
非常に小型の袋をつけます。

冷房なしでも何とか栽培可能ですが、やはりを大きく育てるには、
冷房温室にて冷涼多湿に管理してください。

ウツボカズラでご飯を炊く!自然の恵みと知恵

ジャングル探検する時に、まさか炊飯器を持っていく人はいないでしょう。
 そんな時、ウツボカズラが炊飯器代わりになる?と言うから驚きです。 

そこら辺の小枝を集めて、火をおこすことは容易でしょう。

そして、ウツボカズラの袋を取ってきて、中をきれいに洗い、
そこにもち米と、ココナッツミルクを入れて、1時間ほどで炊き上がります。

水は川の水でもよいのですが、リアナと呼ばれる植物の枝を切れば、
断面から、想像以上にたくさんの水が出てきます。

これぞ先住民の知恵ですね!(*^_^*)

まとめ

いかがでしたか?

栽培が意外と容易なものも中にはあります。
まずはそんな所から始めてみてはいかがでしょうか?

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 - ハウツー