内臓脂肪の落とし方は、通常のダイエットとはあまり変わりません
ダイエットと同じように、食事や運動で、内臓脂肪は十分に落とす事ができるんです。
たとえ見た目が細くても、内臓脂肪が溜まっている場合もあるんですよ!
今回は、内臓脂肪の効果的な落とし方をまとめてみました。
目次
内臓脂肪とは
内臓脂肪という言葉をよく耳にしますね。
ダイエットといえば体重を落とすこと、と思ってる人も多いと思います。
しかし、体のことを考えたダイエットとは、体脂肪・内臓脂肪を落とすことが肝心です。
メタボリックシンドローム・内臓脂肪症候群
この内臓脂肪とはどのようなものでしょうか?
内臓脂肪とは、内臓の周囲、腹筋の内側、腸間膜や大網など、腹膜の表面につく脂肪のこと。
ホルモンの関係で、男性の方がたまりやすいそうですよ。
内臓脂肪がたまる原因、高カロリー・高脂肪・食べ過ぎなどをする男性が多いので内臓脂肪がたまりやすいそうです。
内臓脂肪はこわい?
内臓脂肪が、問題視される理由は、内臓脂肪がたまると、色んな病気を引き起こすからです。
過剰にたまると、内臓脂肪から分泌されるアディポサイトカインに異常が生じたり、インスリンにも異常が生じ、高血圧・脂質代謝異常・高血糖などが発症する原因になります。
内臓脂肪をそのままにすると、動脈硬化を進行させ、脳血管障害や心筋梗塞など、命に関わる病気を引き起こします。内臓脂肪が多い状態を内臓肥満といい、インスリン抵抗性や糖尿病などの病気と深く関係します。
内臓脂肪は外から見ただけでは、分かりにくい所につき、やせてるから内臓脂肪が少ないとは限りません。
細くても、不規則な生活や運動不足、高カロリーの食事をしていると、内臓脂肪がたまっているかもしれませんよ。
内臓脂肪は落としやすい
内臓脂肪は年齢とともに増加していきます。
その原因として、インスリン抵抗性の増加、基礎代謝の低下、運動で消費されるエネルギーの減少などです。
内臓脂肪は、代謝が活発なのでつきやすく、落としやすいという特徴があります。
内臓脂肪は運動療法などで落とすことが可能です。
ただし、落としやすいということは、血液中に溶け出しやすいということでもあるので、
余分な脂肪が血液中に流れ、高脂血症や高血圧、糖尿病などの原因になりかねません。
食事療法による内臓脂肪の落とし方のコツ
内臓脂肪の落とし方は、食事療法と運動療法をあわせて行いますが、
どちらも無理なく続けるためには、それぞれコツがあります。
食事療法のコツは、まず、早食いはNG。
食べ始めて、脳が満腹感を感じるまでには20~30分時間が必要です。
ゆっくり食べることで、食事の量を減らすことができるのです。
ゆっくり食べるコツは、魚などは、切り身ではなく、骨がある1尾で食べると時間がかかります。
えびは殻つき、肉は骨付きなどを選んでたべると、時間がかかり、結果、食事の量を減らすことができます。
また、ごぼうやたこ・いかなど、歯ごたえのある食品を選ぶこともゆっくり食べるコツです。
よく噛むことも、神経を通して満腹中枢を刺激するので、満腹感を促進します。
ゆっくり食べて食事の量を減らすことは、内臓脂肪の落とし方の一つのコツです。
運動療法のコツはストレッチ
普段、体を動かさない人が運動をすると、筋肉痛や、疲れが残ったり、膝を痛めたりします。
内臓脂肪の落とすには、運動は必要ですが、無理をすると体に負担がかかるので長く続けられません。
体の負担を少なくして、気持ちよく運動するには、ストレッチがコツの一つ。
ストレッチは、運動のウォーミングアップとクールダウンをするために行うものです。
運動の後、しっかりストレッチをすることが疲れを残さないコツです。
ストレッチのコツは、はずみをつけずにゆっくりと伸ばすこと。
そして伸ばした部分に意識を集中させて、10秒~20秒保つことです。
息を止めずに大きく呼吸しながら、気持ちがいいと思うところまで伸ばすこともストレッチのコツです。
ストレッチは血行がよくなり、はりやコリがほぐれるという利点もあります。
日常生活の中での内臓脂肪の落とし方
日常生活の中でちょっとした点に気をつけることも、内臓脂肪の落とし方のコツです。
夜更かしはお腹がすいてつい食べ物に手が伸びてしまったり、朝起きられず朝食を抜くことになってしまいます。
早寝早起きを心がけ、3食しっかり食べることは内臓脂肪の落とし方の基本です。
また、自分の体重は、時間を決めて体重計に乗り把握しておきましょう。
体重が増えていたら、注意をするきっかけにもなります。
1日に食べたもの記録し、食生活での原因をチェックすることも大切。
自分の食習慣を把握することも、内臓脂肪の落とすには、大切なことです。
まとめ
内臓脂肪は、見た目だけではなく、健康にもよくありません
毎日の運動や食事などで改善しましょうね。