痔で悩んでいる方は多いと思いますが、
なかなか人に聞きにくいですよね・・・
今回は症状ごとの薬の選び方などをご紹介します。
排便時の激しい痛みには
排便の時に激しい痛みには、
切れ痔用軟こう、内服薬
便秘や便の硬さが原因の切れ痔は、
出血は少ないけれど、強い痛みがあるのが特徴です。
炎症を抑える軟こうや坐剤で切れ痔を治癒して、
漢方薬や生薬の内服薬で便を出やすくすることも大切です。
注入軟こう・・・ボラギノールA注入軟こうなど
内服薬・・・乙字湯エキス錠クラシエなど
日常的に痛む時は
日常的に痛むなら、イボ痔用軟こう
排便の時だけじゃなく、日常生活で体に力を入れた時にも
強い痛みをかんじたら、肛門外側のいぼ痔。
軟こうタイプがオススメで、
痛みが我慢できなければ、「リドカイン」など局所麻酔税分も。
ステロイドを含む・・・ドルマインH軟こうなど
ステロイドを含まない・・・レーバンG軟こうなど
出血が伴う時は
出血が伴う場合は、坐剤
出血はあっても痛みが軽い場合、
肛門内側のいぼ痔の可能性が高く、
坐剤か注入軟こうが最適です。
まず、副腎皮質ステロイド入りの薬で炎症を抑え
ステロイド入りでない薬に切り替えましょう。
ステロイドを含む・・・メンソレータムシーナ坐剤Aなど
ステロイドを含まない・・・ボラギノールM坐剤など
膿や熱っぽさがある時は
膿や熱っぽい時は、肛門科を受診
痔がひどく腫れて、熱っぽい場合は化膿の恐れも・・・
早めに肛門科を受診してください。
悪化すると、手術が必要になることもあります。
市販薬はNGです。まとめ
痔は種類によって、薬の形や成分が異なります。
肛門の外側のいぼ痔には軟こう、
内側のいぼ痔や切れ痔には、注入型軟こうや、坐剤が効果的です。
また水分を積極的にとり、アルコールや香辛料などの刺激物は控えるなど、
生活習慣の見直しも大切になります。
痔はなかなか人には聞きにくいことですが、
悪化すると、大変なことになるので、
腫れたり熱っぽかったりしたら受診してくださいね。