毎年、恒例行事になっている初詣
初詣には一体どんな意味があるのでしょうか?
そんな初詣の由来や神社での参拝のしかたなどをご説明します
初詣とは
初詣とは、初参りとも言われ、新年になってお正月に初めて神社やお寺に参拝して、
これから始まる1年の幸せを願い祈ることを言います
元々は、年籠りと言い、家長が氏神の社に除夜の夜から翌朝まで籠もって
歳神を向かえる行事であったものが、除夜に詣でる「除夜詣」と年明け後に詣でる「元日詣」となったのが
現在の初詣の原型となっています
江戸時代末期までは、その年の恵方にある神社、寺院に参拝して
その年の幸せを志願する、恵方参りがありました
参拝の仕方・手順
・鳥居をくぐる際は、神様を敬う気持ちを表わすために軽く会釈をして境内に入ります
・境内の手水舎で、身を清めます
まず右手にひしゃくを持ち、左手を洗い、左手に持ち替えて右手を清めます
再び持ち替えて、左のてのひらで水を受けて口をすすぎます
※決して口をつけてすすぐことのないように注意してください!
左の手のひらを清めます。
最後にひしゃくを縦にして、自分が持った柄の部分に水を流して元の位置にもどし伏せてください
参拝のしかた・お参りのしかた
・神前に進み、姿勢を正し、お賽銭をいれます
・鈴を鳴らします
・もう一度姿勢を正し、ニ礼二拍手一礼の作法で拝礼を行います
90度の礼で、ニ礼
胸の前で二拍手
もう一度90度の礼で、一礼
※寺院では手を合わせ合掌するだけで拍手はしません
・鳥居をくぐる際は、向きを変え、軽く会釈をして境内を出ます
初詣はいつまで?
一般的には、正月三が日に参拝するのを初詣といっていますが
いつからいつまで行けばいいのかという明確な決まりはありません
1月中に参拝も初詣とする考え方もあります
また、回数に関する決まりも無く、多数の神社やお寺に参詣すれば色々なご利益があるという説もあります
例えば、西日本各地の風習で「三社参り」といって、正月三が日の内に
複数の神社に参拝するのが習慣となっている地域もあります
まとめ
参拝方法は神社によって違う場合もありますので
各神社の参拝方法を確認してください