雨の日だって予定があると、出かけないといけません…
特に自転車で出かける場合、必要になるのがレインウエア。
レインウエアを着ていれば、濡れなくて済みますが、
着用後、濡れたり汚れたりしているのが気になります。
でも、お手入れの仕方がわからなくて、自然乾燥で終わっていたり
撥水効果が、落ちてきたりしませんか?
今回は、レインウエアの正しい洗濯・お手入れ方法についてまとめてみました。
撥水性を維持するポイント
レインウエアの防水性は、生地の性能なので、
基本的には使用を繰り返しても、その性能が極端に落ることはありませんが
撥水性は、使ううちに、汚れや摩擦によって低下してしまします。
それで、生地内の湿度を放出できずに、結露となり、
液体となって生地を濡らすのです。
レインウエアは、撥水性のメンテナンスが重要なポイントです。
まずは綺麗に洗濯をして、汚れを取り除きます。
次に、乾燥機や、当て布をしたアイロンなどで熱を加えると、撥水性を回復させることができます。
でも、頻繁に使っていたり、摩耗が激しいと、撥水剤を使用してメンテナンスをします。
自宅でできるレインウエアの洗濯方法
自宅で洗濯する方法…洗濯機の場合
まず、洗濯表示を確認し、洗濯機で洗えるかどうか確認します。
1.レインウエアについているジッパー類はすべて閉じ、
ヒモをゆるめます。収納式フードは取りだして広げてください。
2.ウエアは必ずネットに入れて洗濯機へいれてください。
洗剤は、家庭用中性洗剤で大丈夫です。
洗濯時にぬるま湯を使用すると効果的に汚れがおちます。
3.すすぎは、十分に、通常の2倍の時間はかけてください。
防水素材は、水が生地を通過しません。
すすぎの効果が弱いので、洗剤成分が生地上に残る恐れがあります。
洗剤成分が残ると、撥水性・防水性機能を低下させる原因となります。
4.洗濯機故障の原因になるので、脱水はしない
レインウエアの水分をタオルなどで拭き取り、そのまま自然乾燥させます。
洗濯表示に、乾燥機がOKなら使用するのがおすすめです。
また、撥水性の低下を感じたら、すすぎ後、撥水スプレーを使用します。
つけ込みタイプの撥水剤でもOK。
その後、乾燥機や当て布をしたアイロンで熱を加えて乾燥させると撥水機能が回復します。
洗濯後に、しまいこんで、折り目がついたりすると、生地がダメージを受けますので、
ハンガーにかけてゆったり保管してください。
自宅で洗濯する方法…手洗いの場合
1.洗い方はアコーディオン洗い
洗剤液の中に衣類をいれ、衣類の中心部をつかんで、前後左右に振って洗う振り洗いや、
衣類を泳がせるように、両手で寄せて広げてを繰り返して洗う、アコーディオン洗いがおすすめです。
2.すすぎは十分に
洗濯機で洗う時と同様で、洗剤が残らないように、十分にすすぎます。
3.干す
脱水機は使用せず、タオルなどで水気をとって干します。
乾燥機がOKなら使用してください。
レインウエアを長持ちさせるには
長く愛用するためには、使用のたびに洗濯するのがおすすめ。
汚れがついたまま使い続けると、カビができたり
撥水性も低下してしまいます。
もし、キズや破れたりしてしまったら、よほど大きくない限りは、
応急補修用のリペアシートを使って、修理できます。
きちんと修理したい場合は、販売店へ持って行き、直してもらいましょう。
レインウエアは、着用後きちんと洗濯とお手入れをし、
性能はそのままに長く長く愛用したいですね。
着心地が快適なら、雨の日の自転車も、少し気持ちがラクになるかもしれませんよ。
まとめ
どうでしたか?
レインウエアも清潔にしておきたいですよね。
お気に入りのレインウエアなら、長持ちさせたいです。
上記を参考にして、お手入れをしてくださいね。