毎日、体重計にのっていますか?
生活習慣で、体重をはかるだけでダイエットになる「計るだけダイエット」
今回は「計るだけダイエット」についてまとめました。
計るだけダイエットとは
計るだけダイエットとは、朝と夜の1日2回、
50~100g単位で体重を記録して、
生活習慣を見直すダイエット方法です。
ダイエットを意識しやすいため、成功しやすい方法です。
計るだけで痩せる理由
「計るだけダイエット」とは、「自己評価管理法」という
生活習慣病の治療法が、元になっています。
肥満を伴う、糖尿病・高血圧の患者さんに対して、
内臓脂肪を減らすために考えられました。
「自己評価管理法」でやることは、
毎日自分の体重を計り、グラフにつけること。
この作業を繰り返すうちに、何が原因で太ったのかに気付き、
自然と肥満の原因となる食生活や、生活習慣を改善できるようになるそうです。
太ったり、肥満になるには必ず原因があるもの!
自分の太った原因を見つけ、対処していくことが、
ダイエット成功の近道になります!
計るだけダイエットの方法とコツ
文字通り、朝晩体重計にのってグラフに体重を記録するのが
「計るだけダイエット」の方法です。
成功させるためのコツ
・決まった時間に体重を計る
朝はトイレ(排尿、排便)の後で体重を計ります。
夜は夕食後に体重を計ります。
朝に比べて、夜は体重が増えているのが普通ですが、
500g以内におさまっていれば大丈夫。
ここで1kg以上増えていたら、昼食・夕食の摂取カロリーが多かったか、
日中の活動エネルギーが足りなかったことになります。
・50g単位で計測できる体重計を使う
ダイエットは、1日50g、1ヶ月1.5kg程度の体重減が目標です。
グラフが右肩下がりになっていれば、『計るだけダイエット』は成功です。
・適度な運動もプラス
その日に実践した運動や時間も記録しましょう。
運動量の多い日は体重の減り具合も多いこと、体調も良いこと等に気付くはずです。
・女性ホルモンを知る
女性ホルモン「エストロゲン」と
「プロゲステロン」の働きを知ることも大切。
プロゲステロンが増える生理前の約10日間は、
体重が増える傾向にあるので、体重は現状維持でも大丈夫ただし食べ過ぎは注意ですよ。
逆に、エストロゲンが増える生理後の約10日間は、
体重が減りやすい時期なので、有酸素運動や食事制限を意識して効果的にダイエットします。
計るだけダイエットの効果
朝晩、決まった時間に体重を計ると、
まずは朝と晩での体重の違いに気付きます。
また、日によって体重が増えてしまった時は、
友人と会って食べ過ぎた?飲みすぎた?等といった理由を考えることが大事。
体重が増えた原因が分かれば、ストレスを感じず、
ダイエットを継続することができます。
さらには、グラフが右肩下がりに体重が落ちるのを見れば、
次回から飲食を少し控える、といったダイエットにとって良いサイクルが生まれます。
体重の変化を目で見て楽しんだり、励みにできるようになったら、
自分なりに運動を加え、夕食を少なめにするといった工夫を取り入れてみましょう。
体重がより順調に減っていくことが、快感になること間違いなしです。
「計るだけダイエット」を実践すると、「夕食を食べ過ぎていた」
「夕食時間が遅い」といった原因に気付くことが多いようですが、
太る原因はひとそれぞれ違うもの。
原因が分かったら体重が減っていく様子をゲーム感覚で楽しみ、
工夫しながら実践すれば、効果はさらにアップしますよ!