薄皮ピーナッツは、とても栄養価が高く、
健康や美容効果がすごいってご存知ですか?
今回はお手軽に手に入るピーナッツについて調べてみました!
目次
ピーナッツはナッツ類ではない?
実はピーナッツは、名前にナッツってついてるくせに、
ナッツ類ではないのは、ご存知ですか?
私も初めて知ったとき、Σ(゚Д゚;エーッ!って感じでした。
そもそもナッツは、木の実という意味です。
ピーナッツは落花生というのが知っていると思いますが、
落花生は、花が散ると地面に落ちます。
その花の子房部分が地面の中で実になるので、
木の実ではないのです。
そして、ピーナッツは豆類!
豆類といえば、大豆を思い浮かべますが、
ピーナッツにも栄養が豊富に含まれているんです。
皮付きピーナッツの栄養と効果効能
皮付きピーナッツには豊富な栄養と、優れた効果効能があります。
注目の成分レスベラトロール!
皮付きピーナッツで注目したいのは、レスベラトロール。
レスベラトロールは、植物が害虫や病原菌、紫外線などから体を守るために作り出す
「ポリフェノール」の一種です。
強い抗酸化作用があります。
レスベラトロールは、ブドウの果皮部・新芽や赤ワイン、
ピーナッツの薄皮などに多く含まれています。
●赤ワイン:0.2~5.8mg/L
●ピーナッツ:0.18~0.71mg/100g
●赤ブドウ:0.15~0.78mg/100g
●ココアパウダー:0.14~0.23mg/100g
ピーナッツには、特に皮の部分に多く含まれているので
健康と美容のためには、皮付きピーナッツを選んでください。
強い抗酸化作用があると、アンチエイジングにも効果的!
肌のシミやしわの予防など、美肌効果があります。
それに、細胞の老化も防ぐので、さまざまな病気の予防や
改善につながります。
だから、レスベラトロール配合の健康食品や美容サプリが、
多く販売されているんですね!
レスベラトロールで認知症予防
またレスベラトロールは、認知症予防に効果的だと言われています。
認知症は、脳にたまるゴミ「アミロイドβ」が
大量に増え続けることで、神経細胞が死滅してしまい、
それにより認知症が発生しやすくなるといわれています。
アミロイドβとは、脳のタンパク質が凝縮して固まってしまったもの。
若い人にも脳のゴミ「アミロイドβ」はできますが
それをうまくゴミだしする(処理する)ことができます。
お年寄りでも、処理することができる人は、認知症になりにくいですが、
ゴミだしができない人は、アミロイドβがどんどんたまり、
認知症になりやすくなります。
通常は、脳にたまったアミロイドβが血液に取り込まれ
最終的に体の外に流れ出るのですが、
●運動不足
●食生活の乱れ
●喫煙
●不規則な生活
など、生活習慣の乱れや加齢で、血液の流れが悪くなると
脳にできたアミロイドβを、血液に取り込むことができなるのです。
そして、アミロイドβが脳の中にたまり、認知症が発生するのではと言われています。
この、アミロイドβを脳から出す働きがあると期待されているのが、
レスベラトロールです。
このようにレスベラトロールには
●美肌効果
●病気の予防(認知症・ガンなど)
●アンチエイジング効果
などが、実際に研究結果でも証明されるようになってきています。
ビタミンE
ピーナッツに含まれている、ビタミン類では、特にビタミンEが豊富。
ビタミンEは別名「若返りのビタミン」です。
抗酸化作用があり、美容や病気の予防に効果的です。
特にビタミンEには、血流改善効果が期待されている成分なので、
血液がサラサラになります。
これはピーナッツに多く含まれる、オレイン酸にも同様の効果があるので
相乗効果も期待大です!
その他で多いビタミンは、疲労回復や精神安定作用があるビタミンB1。
血行を良くし、冷え性改善、二日酔いを防止効果のある、
ナイアシンも豊富に含まれています。
また、ミネラルはマグネシウムやカルシウム、カリウムなどが含まれています。
当然、ピーナッツは豆類なので、たんぱく質も豊富です。
ピーナッツの1日の摂取量は?
ピーナッツが体に良いからって、
いくらでも食べて良いというわけじゃありません。
ピーナッツのカロリーは、100gで562kcal。
結構、カロリーが高いです。
ただ、ピーナッツはGI値は低く、白米や食パンなどの
炭水化物が多い食べ物と比べると、ピーナッツは低GI値食品です。
ピーナッツの効果的な食べ方は?
先ほど目安として、1日20~30粒程度といいました。
ではどのように食べるのかと言うと、
あさイチで効果的な食べ方を紹介していました。
1.朝食前に食べる
人の体は、午前中が一番さびるそうです・・・。
なので、朝にポリフェノールを摂ることはとても良いそうです!
薄皮ごと、朝ごはんの前に食べましょう!
2.間食に10粒
小腹が空いた時、甘い物を食べるのではなく、ピーナッツを食べると、
健康効果が高まります!
3.粉末にして料理に使う
ピーナツは粉末にすると、栄養が吸収しやすいそうです。
消化にも良いので、お料理に使いましょう!
風味がでて美味しいです。
ピーナッツの選び方
まずピーナッツには皮付きとそうでないものがありますが、
美容や健康のためにも必ず皮付きのものを選びましょう!
そして他のナッツでも多いのが塩や油が
入っているものがありますが、
必ず無塩無添加のものを選びましょう!
産地に関しては国産、中国、アメリカとありますが
おススメは国産です。
そして、生のタイプとローストタイプがありますが、
ローストタイプが香ばしくて、食感も良くなります。
生タイプは香りも少なく、食感もあまり良くありませんが
ローストしないので、栄養価が失われることなく高いのが特徴です。
薄皮付きピーナッツレシピ!
ご飯のお供になります!(*^_^*)
ピーナツみその作り方
【材料】 (2人分)
薄皮付き落花生:乾燥で30g
★みそ:大さじ1.5
★砂糖:大さじ3
★みりん:大さじ1
★料理酒:大さじ1
サラダ油:小さじ1
ごま:適量
【作り方】
1.殻付きの落花生の殻を取って、薄皮の落花生にする。
2.★を混ぜ合わせておく。
3.フライパンにサラダ油をひき、弱火で落花生を炒る(10分くらい)
4.薄皮の色がこんがりしてきたら★を入れて、弱火のまま2~3分炒める。
5.みりんがトロッとしたら、火を止めてごまを入れて混ぜ、
もう一度弱火で1分くらい混ぜ完成!!
ご飯にのせたり、少し砕いて焼き魚や、肉に乗せたり、何でも合うし美味しいです!
ポイント!甘さはお好みで!
冷ますと味が馴染みおいしいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
ピーナッツは、どこでも比較的に安く手に入るので、
健康効果や美容効果があるなら、積極的に摂りたいですよね!
私もお料理に使ってみようかな~(*^_^*)