食虫植物のヘリアンフォラについてまとめてみました。
ぜひ参考にしてください。
ヘリアンフォラって?
ヘリアンフォラは、コロンビア東部から、
ベネズエラ南部、ブラジル北部、ガイアナ、スリナム、
フランス領ギアナにまたがって広がる、ギアナ高地に自生します。
また、丈夫な交配種が普及していますが葉の変化に乏しく
観賞価値は今一つです。
丈夫で育てやすいので、入門種としては、
栽培してみるのもいいかもしれません。
国内で出回っている交配種は、次の通りです。
- イオナシー×ヘテロドクサ
- ミノール×ヘテロドクサ
- ヌタンス×ヘテロドクサ
- テキーラ
育て方
基本的には、ウツボカズラと同様の音室内で栽培可能です。
冬は高温を維持する必要はなく、夏の暑さに弱いとされているので、
冷房を温室に収容することで、夏を越すことができますが、
一部の種類は無冷房で栽培可能です。
ヘリアンフォラ
ミノール
ギアナ高地の Auyanーtepuiで自生します。
ヘリアンフォラの中で最も小型で、日照条件が良いと赤く色づきます。
栽培も最も容易で、一年中衣装ケース内で密封して栽培できます。
真夏の暑さも問題なくこします。
また、冬の寒さも最低5度程度までは大丈夫です。
プルチェラ
ギアナ高地のChimantaーtepui及びApradaーtepuiに自生します。
つい最近までみのる変種と考えられていましたが、筒の内側に、
剛毛があるなどの違いから、別種とされました。
栽培はミノールに準じてください。
ヌタンス
ギアナ高地のMt.Roraima、Kukenam-tepui、
ギアナとブラジルの国境の山々に自生します。
非常に大型になり、存在感のある種です。
栽培は意外と簡単で、真冬以外は外で栽培可能です。
冬は温室に収容し最低10度程度に保温します。
※tepui:テーブルマウンテン
まとめ
いかがでしたか?
丈夫なので、一度トライしても良いですよね。