お歳暮は、普段お世話になっている方へ、感謝の気持ちで贈りものをしますが、
初めてだと、わからないことも多いですね。
そこで、贈る時期・相手・相場・マナーなどをわかりやすく解説します。
お歳暮はいつ贈るの?
正式には「事始めの日」お正月の準備を始める12月13日から12月20日までに贈るものとされていて
現在では11月末頃から贈られています
年末が近づくと正月準備で忙しくなるので、遅くとも25日位には届くようにしましょう
うっかり忘れていて、年を越してしまいそうな場合には「御年賀」(1月7日まで。関西地方では15日まで)とし、
それ以降は「寒中御見舞」「寒中御伺い」(2月3日頃まで)として贈ります。
お歳暮は普段お世話になっている方への感謝の気持ちで、お祝い事の贈り物ではありません
当方または先方が喪中の場合であっても、お歳暮を贈りあうのは差し支えありませんが
忌中の場合は、事前にお断りを入れ了解のうえ次期をずらし寒中見舞いで贈るといいですね
お歳暮は誰に贈るの?
お歳暮の贈り先は、この人に贈らなければならないという、決まりは有りませんが
一般的な贈り先は、両親、義父母、親類、仲人、上司、会社関係などです
仲人や媒酌人などの場合は一般的に最低3年間は必要とされています。
最近では、仲の良い友達や兄弟といった身近な人に、感謝の気持ちを伝える為、気軽にお歳暮を贈ったりしています
堅苦しいお歳暮としてではなく、カジュアルな行事になってきているんですね
お歳暮の価格はどれくらい?
お歳暮の金額は3000円~5000円が主流で、お世話になっている度合いで選びます
一般的に多いのが…
身内→3000円
目上の方→3000~5000円
友人・知人→3000円
特別にお世話になっていたら、5000~10000円くらいが主流です
気を付けたいのが、商品券やギフト券などの金券は人気がありますが
目上の方には、あまりよくありませんので避けましょう
あと、高価なものを贈ってしまうと、次の年からも同等の価値の品物を贈らなければならなくなります
なぜかというと、次の年お歳暮を贈るとき金額を下げてしまうことは、大変失礼なことなのです
なので、高すぎないように気を付けながら、贈り物を選びましょう
まとめ
お歳暮は、お世話になった方への感謝の気持ちと、来年もよろしくお願いしますという挨拶です
なので一番重要なのは、”贈る気持ち”です
相手の事を思い、相手の喜ぶ顔を想像しながら、贈り物を選ぶといいですね