食費は日々かかるもので、うっかりすると使いすぎてしまいます。
今回は、エンゲル係数を計算して理想的な食費金額を割り出し
出費を理想的範囲に収めるコツをご紹介します。
エンゲル係数とは
毎日かかる食費・・・
我が家の支出額が適切かどうか、気になりませんか?
この適切な金額を知る方法として、
「エンゲル係数」があります。
エンゲル係数とは、家計の消費支出(生活費)に占める
食事支出の割合のことです。
ドイツの社会統計学者エンゲルが、1857年発表し、
世帯の裕福さや、生活レベルの度合いを表すのに使われています。
エンゲル係数が高いと、生活水準が低く、
反対に低いと、生活水準が高いといわれています。
食費は、どの家庭でも同じように発生しますが、
家計に余裕がある家庭は、消費支出の総額が増える傾向にあり
食費の比率が下がります。
逆に、家計に余裕がないと、消費支出が少なくなって、
食費の比率が上がるからです。
エンゲル係数の計算
適切な食費は、家族構成からも変わります。
エンゲル係数は、生活水準を測るだけじゃなく
食費が適正かどうかを、知る目安として活用できます。
我が家と同程度の所得・年代の世帯と比べて
家計のエンゲル係数があまりにも高すぎたり、
反対に低すぎたりする場合は、食費のかけ方を見直す必要があります。
エンゲル係数の計算方法
【食費】÷【消費支出】×100=エンゲル係数(%)
ここの注意点、「食費」とは、食事の材料だけじゃなく、
外食費も含まれます。
「消費支出」とは、収入から貯蓄やローン、
保険料、税金を差し引いた金額です。
食費の節約のコツ
エンゲル係数を計算して、食費が高すぎた場合は
ちょっとした工夫で食費を抑えられます。
・基本は自炊
たまにはいいですが、外食はどうしてもお金がかかってしまいます。
自炊用と、外食用、予算を分けて管理しましょう。
・予算以上のお金は持って行かない
特売などで余計なものを買ったり、
買い物の回数を抑えるために、買い物の日は決めるのがオススメです。
安売りしている曜日や、ポイントが多い日などを、買い物日にしましょう!
・買ったものは無駄にしない
冷蔵庫や冷凍庫にあるものを把握して、無駄にしないで使い切りましょう!
週に1度は冷蔵庫の余り物を活用して、お料理するといいですね!
・ネットスーパーを活用
まとめ買いをするなら、ネットスーパーを活用しましょう!
一定額以上で送料も無料ですし、
吟味して選べるので、理性を失うことなく買い物ができます。
・1食あたりの食費を意識する
食材の価格から、食費が1人あたりいくらになるか
さっくり計算してみてください。
1食100~200円でも結構な食事が作れるものです。
値段と栄養のバランスを考えて、楽しくトライしてくださいね。
まとめ
家計の中でも、ちょっとの工夫で節約できる食費。
理想的なエンゲル係数をめざして
無理なくできる方法で控えてみたいですね!