ひざ痛の改善には、安静よりも適度に足を動かして
血行を良くすることが有効です。
今回は、ひざ痛でもできる運動スローステップをご紹介します。
ひざ痛には適度な運動
ひざ痛の推定患者数は1000万人、65歳以上の女性には4割に
「変形ひざ関節症」という関節の変化があります。
このひざ痛を改善する方法に、減量があります。
体重を軽くして、ひざの負担を少なくするものです。
でも、ひざが痛いと運動することに抵抗があります。
そうすると、運動不足が慢性化して、また体重が増える・・・悪循環ですね。
最近では、ひざ通は安静にするより、
適度な運動をする方が良いというケースが多いことがわかっています。
ひざ痛にはスローステップ
ひざ痛がある人にオススメが、スローステップ運動です。
椅子や補助器具などを使って、足の負担を軽くしたら、
ひざの痛みも気にする必要もなくなります。
補助を使っても、使わなくても、消費カロリーには違いがあまりないようです。
スローステップは、ダイエットもでき、ひざ痛の解消にも効果がある
手軽な運動です。
スローステップのやり方
1.右足をステップ台にのせる
2.左足も台にのせる
3.右足を下ろす
4.左足も下ろす
スタートは左右どちらでもいいです。
1日に10分間を2~3回出来るといいですね。
台の高さは20㎝が基本ですが、きついな・・・と思うなら
10㎝~15㎝程度にしてください。
テンポは、足を動かすごとに1回と数えて、
1分間に40回~60回、話が出来る程度に10分続けて、
慣れてきたら、1分に80回~120回で続けるのが目標です。
ひざ痛が気になる人は、椅子の背もたれや、
介護用の補助器具に手をかけて、
ひざに体重がかかりすぎたりしないようにしてください。
※重度の変形性ひざ関節症の一部の方には、合わない場合もあるので、
あらかじめ、かかり付けの医師にご相談してください。
まとめ
いかがでしたか?
ひざが痛いと、どうしてもじっと動かずにいることが多かった方でも
この方法なら出来そうじゃありませんか?
自分のひざと相談しながら、ゆっくりと足を動かして、血行をよくしましょう!