整腸薬や下痢止めの選び方って悩みますよね・・・
下痢の原因は、ストレスや暴飲暴食、冷えや、
お腹がゆるくなる成分の摂りすぎだったり、食あたりだったり様々です。
下痢で食欲がなくても、脱水症などにならないように
スポーツ飲料や経口補水液などを上手に摂りましょう。
今回は整腸薬や下痢止めの選びかたについてまとめました。
ストレス性の下痢には
ストレス性の下痢には、腸管運動抑制成分含有薬
ストレス性の下痢には「ロペラミド塩酸塩」か
「ロートエキス」が主成分の腸管運動抑制薬が最適で
腸の過剰な働きを抑えてくれます。
牛乳アレルギーの方は、乳酸菌を含んだ薬は避けましょう。
整腸成分を含む市販薬は、ビオフェルミン下痢止めなどで
整腸成分を含まないのは、シグナル下痢止めなどです。
食あたりによる下痢には
食あたりによる下痢には殺菌成分含有薬
殺菌成分の「ベルベリン塩化物水和物」「タンニン酸ベルベリン」
「アクリノール」のいずれかを含む薬にします。
腸管運動抑制薬で、下痢を止めるのは、菌が体に残ってしまうのでNGです。食あたりによる下痢止めを選ぶなら
アレルギーのない人は、ベルランゼットSなどで
牛乳アレルギーの方は、新ワカ末プラスA錠などが良いです。
お腹がゆるくなる成分の取りすぎには
お腹がゆるくなる成分の取りすぎには整腸生菌成分含有薬
下痢や、お腹がゆるくなる人口甘味料や、サプリメント、
ダイエット食品などが原因の場合は
腸内環境を改善する薬が効果的です。
ビフィズス菌などの乳酸菌や納豆菌などがオススメです。
消化酵素を含むものなら、太田胃散整腸薬など
消化酵素を含まないものなら、わかもと整腸薬などが良いです。
子供の下痢には
子供が下痢をしたら整腸生菌成分含有薬
子供には、作用が穏やかで副作用の少ない
整腸生菌成分含有薬をおススメします。
腸管運動抑制成分や、収れん保護成分「次硝酸ビスマス」などを含むものはNGです。殺菌成分を含むものでは、大正下痢止め小児用などで
殺菌成分を含まないものなら、新ビオフェルミンS細粒などが良いです。
まとめ
いかがでしたか?
下痢と言っても原因によって必要な成分が異なります
それぞれ見極めて、薬を選びましょう。
また、黒い便や下血、発熱がある場合や
下痢が続くようなら、病院へいって受診してくださいね。