菜の花の効果効能はとても多く、美容効果もあるすぐれた野菜です。
冬から春先になるとスーパーに並ぶ菜の花。
今回は、菜の花の効果効能や美容効果についてまとめてみました。
菜の花の効果・効能
・疲労回復
・風邪予防
・高血圧予防
・ガン予防
・血栓予防
・冷え性
花蕾には、植物の栄養がギュッと詰まっていると一般的に言われています。
菜の花はその栄養がとれる野菜なのです。
菜の花の効果で注目したい一つが、疲労回復。
これは菜の花に含まれる「アルカロイド」という成分。
医薬品にも使われる成分で、ストレス解消に効果的です。
そしてもう一つの成分「イソチオシアネート」
これは、アブラナ科にしか含まれていない成分。
ワサビや大根などの辛い野菜ほど多く含まれていて、
近年、このイソチオシアネートに、ガン細胞の発生を抑える効果があることがわかりました。
そのほか、血液サラサラ効果があるので、高血圧予防や生活習慣病予防には、
アブラナ科の野菜を積極的に摂取するといいですね。
ほかにも、β-カロテンやビタミンCが免疫力を高め
風邪予防や、美肌に効果的で、鉄分が豊富なので、
貧血気味の方や妊婦さんにもおススメです。
菜の花の美肌効果
菜の花で便秘解消
菜の花は、食物繊維が豊富で、その含有量(4.3g/100g)は野菜の中でもトップクラスです。
食物繊維の内訳は、不溶性食物繊維が3.0g、水溶性食物繊維が1.3g
不溶性の食物繊維は、水分を吸収し、便のカサを増してくれて、便秘解消に役立ちます。
菜の花で美肌
菜の花は抗酸化物質の栄養素、ビタミンCとβ-カロテンが豊富で、
野菜の中でもトップクラスの含有量です。
ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、メラニンの生成を抑えてくれます。
美肌には必要な栄養素ですよね。
また、β-カロテンは皮膚の粘膜の形成を助け、乾燥肌の防止や、
肌を整えるのに大事な栄養素なんです。
アンチエイジングにも!
アンチエイジングの大敵になる活性酸素。
この活性酸素が、ストレスなどでヒドロキシラジカルという怖い活性酸素になってしまいます。
このヒドロキシラジカルにも菜の花は効果を発揮するのです。
菜の花の栄養
菜の花は100gあたり、約33kcalと他の野菜と比べても、とてもヘルシーで、
タンパク質が4.4g、脂質0.2g、炭水化物5.8g、食物繊維4.2gとなっています。
また、ビタミンやミネラルも豊富で、
・βカロテン:2200μg
・ビタミンC:130gmg
・ビオチン:12.2μg
・葉酸:340μg
・ビタミンK:250μg
・カリウム:390mg
・カルシウム:160mg
・リン:86mg
調理は水溶性ビタミンのビタミンB群とビタミンCの損失を少なくするため、
塩を入れた熱湯でさっと茹でるか、蒸し器や電子レンジで調理するのがおススメです。
またβ-カロテンは、油脂と一緒に食べると、吸収率を高めることができます。
あわせる食材や調理方法に油脂を加え、吸収率を高めましょう。
まとめ
菜の花は季節を感じさせてくれるだけじゃなかったんですね!
こんなに健康効果や美容効果がある野菜なら、
ぜひこの時期に積極的に食べておきたいですね!