年中売ってる「大根」
大根の旬は冬なんです・・・
約95%が水分・・・これって栄養があるのかな?なんて思いましたが、
大根には体に良い成分がたくさん入っていました。
そんな大根の効果などをまとめました。
大根の効果
大根は免疫力を高める食べ物です
薬効として、 消化不良/胃酸過多/二日酔い/せき/打ち身/頭痛/発熱/のぼせ/歯ぐきの出血/ニキビ/冷え性/がん/動脈硬化/胃潰瘍/胃炎/便秘 に良いといわれています。
大根は、日本にも古くから渡来し、古事記には、すずしろ、おおねの名前で書かれています。
おろし・煮物・漬物など、大根は様々に調理される野菜です。
一年中出回っている野菜ですが、旬は秋から冬
ことに冬の大根は、寒さでグンと甘さが増し、冬のメニューにかかせない素材となっています。
大根の注目栄養成分は、ビタミンA、ビタミンC、食物繊維、ジアスターゼ、アミラーゼ、フラボノイド、大根の消化酵素が胃腸を整えます
でんぷんの消化酵素であるジアスターゼが、大根の根の部分に、多く含まれているほか、酵素のグリコシダーゼなどが含まれているため、食物の消化を助けるとともに腸の働きを整えてくれる効果があります。
ジアスターゼには他に、焼き魚の焦げ部分にある、発ガン物質の解消と、高い解毒作用があり、付け合せの大根おろしには、まさに理にかなった食べ方なんです
胃液の分泌を高めて消化を促進する働きが認められる、大根の絡み成分のアリル化合物、胃にとっては強い見方です。
消化を助ける大根おろし・・・
食べ過ぎて胃もたれを感じた時、大根おろしを食べると、スッキリと楽になります。
その他、胃酸の中和作用もあるので、胃のもたれ、胸やけなど胃酸過多の症状を和らげてくれます。
二日酔いでスッキリしないときもオススメ
胃の不快感がよくなり、ビタミンCが肝機能を高めてくれます。
大根の栄養素として、まず豊富なビタミンC
ただし、大根のビタミンCは、中心部より表面の皮のほうが約2倍も多く含んでいるので、なるべく皮はむかず、きれいに洗って皮ごと食べるとビタミンCもたくさんとれますね
見逃せない葉の栄養にはビタミンC、ビタミンAが多く含まれています
さらに葉の部分には、ビタミンB1、B2、カルシウム、ナトリウム、リン、鉄などを含み、栄養豊富です。
葉つき大根が売っていたら、もったいないので葉も捨てずに食べてくださいね。
辛くならない、大根おろしの方法
大根をする時は、円を描くように力を入れずに、ゆっくりおろすと辛味があまり出ません
それでも辛いときは、酢を少量たらします、すると辛味は消えますよ
酢を入れても、味にはほとんど影響ないので安心してください
あるいは、一度水で洗うと良いです
ペーパータオルをざるに敷き、大根おろしを入れ上から水をかけます
あとは、軽く絞って食べるだけ
大根おろしは時間がたつと変色し独自の臭いが出ますが、水洗いをすると大丈夫です。
大根の選び方
大根の選び方は、白くハリがあって、みずみずしいものが良いですね
茎の切り口の所にスが入っているものは大根自体スが入っている可能性があります
・「ス」とは大根を切ってみると穴が開いてることがありますこれが「スが入ってる」といいます、スが入ると固くなって美味しくありません
ひげ根はその跡がまっすぐに並んでいて、穴が小さいものが良いです
・ひげ根とは横から見て「ブツブツ」としたものです
選ぶなら、まっすぐにぐにひげ根が並んでいるものを選ぶと、辛くなくていいですよ。
大根は、約95%が水分なので保存する時は、蒸発しないようにすることが大事です
葉つきのものは、買ってきたら、すぐに切り分け、だいこんはラップで包むか保存用のパックにいれ野菜室に立てて保存します
葉は、しなびるので、すぐに下ゆでして冷蔵庫に入れれば、2週間くらいはもちますよ
まとめ
大根には、体に良い栄養素がたくさん含んでいます
おでんや、みぞれ鍋、大根おろしや煮物など
積極的に食べて冬を乗り切りましょう!