酵素を取り込むと体に良いことは、
今ではよく知られていますが、
酵素を取り込む食べ方があるのをご存知ですか?
今回は酵素を取り込む食べ方のルールをご紹介します。
生食と加熱食の比率
酵素は生の食べ物に含まれていますが、
だからと言って、生食だけ食べれば良いかというと
そんな単純な話ではありません。
今まで、煮たり炊いたりしたものを食べていた人が、
全部生で食べるのは無理がでてきます。
加熱した肉や魚を食べたいときもありますし、
主食の米や麺、パンはすべて加熱食品です。
これらを我慢しては酵素を取り入れる生活は長続き出きません。
それに、アミノ酸やビタミンB12など動物性の食品に含まれる
大事な栄養が不足してしまいます。
また、緑黄色野菜に含まれるカロテンは、
油と一緒に摂ると、吸収されやすいことがわかっています。
加熱すると酵素は失われますが、食物繊維はとれますよね。
加熱食にもメリットがありますので
生食と加熱食の比率は6:4のバランスにしてください。
朝は野菜と果物のジュースで良いですが、
昼と夜は比率を守ってくださいね。
1日に食べる野菜の量
野菜はどんなに食べても、食べ過ぎるということはありません。
朝・昼・夜の3食で、400g以上食べることを目標にしましょう。
比率はもちろん6:4です。
1週間に食べる魚・肉・卵は?
魚は200~300g
1食あたり70~80gを目安にして、
3~4回食べるようにします。
調理法は、生の刺身やたたき、煮魚、焼き魚の順に
消化されやすくなっています。
焼き魚に大根おろしや、しょうがおろし、にんにくおろしを添えると、 たんぱく質を消化しやすくなります。すりおろした時の水分も一緒に摂ると良いですよ。
肉は100~200g
1食あたり70~80gを目安にして、
1~3回食べます。
お肉を食べる日は魚は食べないようにします。
たたきなどの生食は消化が良いですが、
加熱しても良いです。
パパイヤやキウイなど、たんぱく質を分解する酵素が 豊富な果物と食べると消化されやすくなります。大根・ショウガ・にんにくのすりおろしも良いですよ。
卵は3~4個
肉や魚と重ならないようにして、卵を食べましょう。
アレルギーのある人は不要です。
生卵の黄身には酵素があるのでオススメです。動物性たんぱく質を摂るのは、アミノ酸とビタミンB12などの
栄養素をとることが目的です。
食べ過ぎると、消化や代謝で酵素が消耗されるので
目安量を参考にしてください。
食べる順番
食事で最初に食べるべきなのは、
酵素を含んだ生野菜で。
他にはぬか漬けや、ピクルス、キムチなどの発酵食品でも良いです。
酵素を先に体にいれて、体内の酵素の消耗を防ぎます。
お酢を使った、酢の物や酢みそ和えなども
消化を助けますし、味噌の酵素も良いです。
次に加熱した野菜などを食べ、そして、魚・肉・卵の
動物性たんぱく質、それから、ごはん・麺・パンの順番です。
1日のリズム
人間の体は、消化と代謝のローテーションがあって
朝の4時~12時は体内の毒素を出す時間。
排泄は代謝の一部で、酵素が必要です。
消化酵素が必要な食べ物を摂ると、
酵素が代謝に回らないので、朝は生野菜や果物にします。
ジュースにし細胞をつぶすと酵素の量は倍増します。
昼の12時~夜8時は栄養補給と消化の時間。
お昼頃になるとようやく臓器がフル稼働状態に。
体内の酵素も十分な量になっているので
この時間帯に食事をします。
夜の8時~朝の4時は、吸収と代謝の時間。
夜8時までに摂った栄養素が消化吸収され、
体を修復したり、細胞を作ったり、
排泄の準備をします。
酵素が体内で生産されるのもこの時間帯なので
十分に睡眠をとるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
酵素を上手に取り入れるには
食べ方のルールを守る必要があります。
効率よく酵素を取り入れて、免疫力をアップさせましょう!