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PM2.5とは?外出時はマスクで防御!症状とは?

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PM2.5による大気汚染…年々深刻さを増すばかりです。

中国・北京では今年、大気汚染レベルを示す指数が、
「ブルー」の警報が発令されました、これは最も重大な汚染度を示します。

海を渡り、日本への影響は今年も避けられません。
予備知識を持って、しっかり予防対策を練りましょう!

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PM2.5とは

微小粒子状物質「PM2.5」とは、直径2.5μm(マイクロメートル)
(1μm=1mmの1000分の1)以下の粒子です。
Particulate Matter=粒子状物質 の頭文字をとっています。

成分は、炭素成分、硫酸塩、硝酸塩、アンモニウム塩のほか、
ケイ素、アルミニウム、ナトリウム、などの無機元素などが含まれます

発生源は、物の燃焼などで、発生するので
ボイラーや焼却炉などの施設、鉱物の堆積場など、粉じんが発生する施設
自動車、船舶、航空機、火山の噴煙など自然のもの
喫煙や、ストーブの使用などから、直接発生します。

火力発電所や工場、自動車、船舶、航空機などからの
燃料の燃焼により、排出される硫黄酸化物、窒素酸化物…
塗料の使用時や石油取扱施設からの蒸発など
これらのガス状物質が大気中で光やオゾンと化学反応し、PM2.5が生成されます。

アメリカで、PM2.5の研究は行われ、1997年には規制が設けられました。
日本では、1975年から「SPM」と呼ばれる、粒径10マイクロメートル以下の微粒子について、
環境基準が設定され同時に大気中の監視がされるようになりました。

アメリカで大気中の微粒子濃度と死亡者数との調査の結果
PM2.5濃度がPM10濃度よりも、死亡者数が高くなる結果が、報告されています。

小さい粒子であればあるほど、健康におよぼす影響が大きいということです。

PM2.5はとても小さな粒子の為、大きな粒子よりも気管を通り肺の奥まで届きます。
またPM2.5のほとんどは、排ガスなどの有害ガスなどで出来た微粒子であるため、
大きな粒子よりも有害成分を多く含んでいるともいわれています。

外出時はマスクで防御

外出時の対策として、空気中に飛散しているPM2.5は、
屋外での活動中に、最も影響を受けます。
粒子状物質は主に人の呼吸器系に沈着し、健康に影響を及ぼすため、
体内に取り込まないことが一番です。

呼吸器系への侵入経路は、やはり口と鼻、 PM2.5を避けるには、外出時には必ずマスクの着用が必須 です

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ちなみに、PM2.5というのは、直径2.5μm(マイクロメートル)
(1μm=1mmの1000分の1)以下の粒子です。

スギ花粉が約30μm、黄砂が約4~7μmなので
このPM2.5が、いかに小さな粒子であるかがわかります。

いったん肺などの呼吸器系に入ってしまうと、排出されずに沈着し、
長期間の吸引により、肺気腫などの呼吸器系・循環器系疾患となるリスクが高まります。

そのため、花粉よりも小さな微粒子の吸引を防ぐためには、
素材や着用方法などによっては完全には防御できない。

確実にPM2.5を防ぐためには、それに対応したマスクを選ぶことが大切です。

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現在、売られているマスクの中で、N99またはN95と呼ばれる規格のものが対応しています。
それぞれ、0.1~0.3μmの微粒子を99%以上、95%以上カットする機能を持っているので
選ぶ際には、この規格を確認して、選んでください。

PM2.5の症状

PM2.5の症状として目に関するものはどんなもの?…
目に対する症状としては、目が痛い、かゆい、などといった事があります。
さらに、空気中のPM2.5の濃度が高くなってしまうと、涙がでるような症状もでてきます。

これは、目が異物と感知して、それを洗い流してしまおうとしているからです。
ホコリが目に入った場合に、涙がでてしまう事と同じです。

また、PM2.5が目に入って、知らない間に目が真っ赤になってしまう症状もあります。
理由は同じで、異物が入って、炎症が起こっているという事です。

PM2.5が目に入って涙が出てしまうのは、目にとっては非常に重要な役割を果たしています。

角膜への栄養補給/瞬きのための潤滑/目の保護機能/目の洗浄

これが、PM2.5が目に入ってくるの多くなってくると、最初は涙がでてきますが、
この目からでくる涙の働きを、邪魔してしまうことになります。

これはPM2.5が目の表面について、涙の表面張力のバランスを崩してしまうからです。

さらに、PM2.5は涙腺や副涙腺よりも小さいためにそこに詰まる可能性があり
涙自体を詰まらせてしまって、ドライアイにしてしまう可能性もあるのです。

もともとドライアイの人はさらに目が乾燥してしまい、
目についてしまったPM2.5によって、目を傷つけてしまう可能性も出てきます。

PM2.5の症状が現れる部分として、喉がありますが、呼吸器系の器官に侵入すると
健康上のリスクはかなり大きくなってしまいます。

最初は喉がイガイガしたりして違和感を感じたりしますが
それが、喉を通りこして内部へと入ってくると、
呼吸器系の疾患にかかってしまう程の危険性があります。

呼吸器系の器官として、最もPM2.5影響を受けるものの一つは、肺になになります。
PM2.5は小さいために、肺の中までも侵入してしまう可能性は十分にあり得ます。

一度肺に入ってしまうと、出口がないため、非常に危険な状態になりえます。
腸などであれば、排泄という形で最終的には対外へと出すことができますが、
肺はそうはいきません。

PM2.5が喉を通過し、肺にまで到達してしまった時のリスクとしては、肺胞への影響です。
肺胞は、球形の形をした器官で、一つの大きさが100~200μmで、肺全体の85%をしめています
肺胞に不着すると、表面についている水分を吸い上げ、この機能に障害を起こす可能性が出てきます。

ここでいう肺胞の機能は、呼吸によって空気を吸い、そこから酸素を取り込み
代わりに、血液に溶け込んでいる二酸化炭素を排出するという機能です。

PM2.5は、このような重要な器官に入り込む可能性が十分にあり得るということです。

まとめ

PM2.5への対策は、人体に入らないようにする事!
これにつきます。

冬から春にかけて、偏西風の影響を受けやすい時期に
日本に飛散してきます

黄砂とPM2.5が両方一緒に飛散してきますので、
いまから、予防対策をしておきましょう!

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