青しそは、しそ科しそ属で、
スーパーで売られている大葉は、青しそのことです。
青しそには、様々な効果・効能があり、たくさん摂取したいもの。
家庭で栽培した場合、結構たくさんの量が収穫でき、
その消費には、しそ茶やしそジュースがオススメ!
今回は、青しそについて、まとめてみました。
青しその効果
青しそにはいろんな効果があります。
・殺菌、防腐効果
しその香りの成分ペリルアルデヒドには、
殺菌・防腐効果があります。
スーパーやお店などで見るお刺身に添えられているのは
この殺菌・防腐効果の為です。
・貧血予防
青しそには、鉄分とその吸収を助けてくれる、
ビタミンCが豊富に含まれている為、貧血予防に効果的です。
・アンチエイジング
しそには、α-リノレン酸という、抗酸化物質が豊富に含まれていて、
抗酸化物質には、老化を防ぐ効果がありますので
アンチエイジングには、是非摂り入れたい食材です。
また、α-リノレン酸は体内でEPAに変化して、
アトピーや花粉症など、アレルギー症状を緩和する効果があります。
古くは薬用植物
しそは中国原産の「えごま」の変種です。
日本に伝わった当時は薬用植物として扱われていました。
しそには葉が緑色の〈青しそ〉、葉が紅紫色の〈赤じそ〉、
葉の表面が緑で裏が紫の〈片面じそ〉、葉が縮れている〈縮緬じそ〉などがあります。
葉以外にも食べられる部分が多く、双葉の時は芽じそ(青芽)
(赤じその場合はむら芽)が、刺身のつまなどに、
葉が育った後は、花穂や穂じそ(しその実)が実って薬味などに利用できます。
日本はいずれもフレッシュが手に入ります。
栄養の青じそ
青じそはビタミンA、C、鉄が多い健康野菜!
ペリアルデヒドは抗菌性に優れていて、防腐性があるため、
しょう油の防腐に利用されています。
また、α-リノレン酸という必須脂肪酸が含まれていて、
がん細胞の増殖を抑える働きがあります。
そのほか血圧を下げる、血栓を解消して血流を良くする効果もあり、
高血圧にも効果的です。
アレルギーの予防効果もあってアトピーにも有効ですよ!
青しそ茶
青しそ茶の作り方をご紹介しますね。(*^_^*)
【材料】たくさん作る場合
青しそ:10枚
水:1リットル
【作り方】
1.青じそをよく洗い、刻みます。
2.刻んだ青じそを、ティーパックにつめます。
3.やかん(鍋)に水を入れ、青じそも入れます。
4.火にかけ、約10分~15分くらい煮出したら出来上がり!
青じその量や、煮出し時間は、お好みで調節してね。
ティーパックが無い場合は、青しそをそのまま入れ、
こしてから飲んでくださいね。(*^_^*)
【少量作る場合の材料】
青じそ:2・3枚
水:ティーポット一杯分
【作り方】
1.青じそを洗い刻みます。
2.ティーポット等に、青じそを入れ、熱湯を注ぎます。
3.2~3分蒸らしたら、出来上がり。
しそ茶はスッキリしていてとても飲みやすいお茶です。(*^_^*)
温かくても、冷たくしてもどちらも美味しくいただけますよ。
しそ茶の効果は?
しそ茶には、花粉症、アトピーなどアレルギー症状を和らげる効果があります。
そしてそして、しその香りにはリラックス効果が!
疲労回復やストレス解消にも良いと言われているんですよ。(*^_^*)
その他にも、しその香りは、胃液の分泌を促してくれるので、
食欲を増進効果もあるのです。
「胃の調子が悪い・・・」
「食欲がない・・・」
なんて時には、しそ茶はおすすめです。
あと、冷え性の改善や、喉の痛みの緩和など、さまざまな効果もありますよ。
青しそジュース
美味しく飲めて、健康にいい「青しそジュース!」
【材料】
青しそ:30枚程度
水:1リットル
砂糖:150グラム
クエン酸:小さじ1杯
【作り方】
1.青しそを水でよく洗います。
2.沸騰したお湯で青しそを5分煮たら、火を止めて青しそを取り出してください。
3.次に砂糖を加えます。
しばらく放置して粗熱を取り、クエン酸を加えます。
(お好みで、クエン酸、砂糖の量を調整してください)
4.容器に移し、冷蔵庫に入れて保存して完成!!
冷たくして飲むと、美味しいですよ。(*^_^*)
超簡単!シソのふりかけ
青じそは体内でビタミンAに変わるカロチンがとても豊富。
夏バテにはシソを食べてビタミンを補給しましょう。
【作り方】
1.陰干しした青じそは手でもんで粉末にします
2.塩少々をまぜてふりかけのでき上がり!
★とろろ飯にかけて食べると、夏バテで食が進まないときに最適です。
育ち盛りの子供が食べると、健脳の効果があると言われていますよ。
まとめ
しそ茶や青しそジュースの作り方、効果・効能について紹介しました。
しそ茶は、香りが良くて、すっきりとした味で、飲みやすいですし、
青しそジュースも美味しいですよ!