春を告げる食材、新じゃがいもは、みずみずしくて良いですよね。
そろそろスーパーでも並ぶ季節になりました。
新じゃがの季節はいつなのか、栄養や効能は知ってますか?
今回は、新じゃがいもについて、ご紹介いたします。
新じゃがって?
新ジャガには、特に大きな定義はありません。
新じゃがは、皮が薄くてそまま食べれるのが特徴です。
普通、ジャガイモは、冬に植えたものを、秋に収穫し出荷します。
けれど新じゃがは、早くに収穫したものなので、皮が薄くてみずみずしいのです。
新じゃがの時期と産地は
2月~6月頃・・・九州の鹿児島・長崎
5月~8月頃・・・関東の千葉・茨城
7月~8月頃・・・北海道
この頃に各地で収穫されるのが新じゃがです。
新じゃがの栄養や効能
新ジャガに多く含まれている栄養素は、
ビタミンB1、ビタミンC、カリウム、ナイアシンなどがあります。
特にビタミンCが豊富で、この時期のジャガイモには
果物より多くのビタミンCが含まれています。
ビタミンCは、風邪予防・疲労回復・肌荒れに効果大です。
カリウムも豊富で、体内のナトリウムを排出してくれるので
高血圧の予防や、むくみにも効果があり、
アルカリ性なので、肉や油料理の付け合わせに使うと、
体内の酸化を、防ぐ効果があるんです。
つまり、老化防止にもなる!これはうれしいですよね。
新じゃがいもの食べ方として意識したいのは皮の近く、
普通の野菜や果物と同じように、じゃがいもの栄養も皮の近くにあります。
新じゃがは皮そのままや、または皮を少しそぐだけで食べられるので、
皮の近くの栄養もまるごと取れて身体に良いですね。
新じゃがのカロリー
ダイエットで炭水化物抜きダイエットがあるように、
炭水化物は、太る原因と思われています。
ジャガイモは、炭水化物なんですけど、成分のほとんどがデンプン、
カロリーは低いのです。
同じ炭水化物でも、じゃがいものカロリーは、ご飯の約半分!
しっかり満腹感があって、カロリーも控えめ
ご飯よりもずっと低いので、ダイエット中の方にもオススメの食材です。
また、ジャガイモのでんぷんで、レジスタントスターチという難消化性でんぷんは、
胃や小腸では消化されず、大腸まで届き、善玉菌の餌になります。
なのでジャガイモには、腸の調子を整える働きもあるんですよ。
新じゃがレシピ
新じゃがの煮ころがし
【材料】 (4人分)
新じゃが芋(小):500g
砂糖:大さじ2杯
みりん:大さじ2杯
醤油:大さじ2杯
顆粒だし(なくてもOK):小さじ1/3杯
水:約600㏄
サラダ油:大さじ1杯
バター:5g
【作り方】
1.新じゃが芋の表面を良くこすり洗い、楊枝等で数か所刺します。
2.厚手のお鍋にサラダ油を入れ、中火で熱し、新じゃがを入れ、こんがり焼き色が付くまで炒めます。
3.2に水、砂糖、みりん、顆粒だしを加えて、弱火で煮ていきます。
4.新じゃが芋に串を刺しスーッと通るようになったら醤油を加え、火を強めます。
5.トロミが付いて、新じゃが芋に絡まるまで煮汁を煮詰めたら火を止め、
バターを加えて全体に絡めて出来上がりです。
じゃが芋の皮が緑色の場合は、ソラニンという有毒物質が含まれているので必ず剥いて下さい!
煮汁を煮詰める時は焦げ付かないように、木べらで全体を混ぜてください。
まとめ
新じゃがは、皮つきのまま丸ごと塩茹でにして、
ビタミンCを逃がさず、皮ごといただきたいものです。
ビタミン豊富で肌に良く、お腹の調子も整えてくれ
カロリーも控えめ、ダイエットにぴったりです。
ぜひ、じゃがいもを意識して食べてみてください。