クサギカメムシ対策はしていますか?
カメムシは、油断すると洗濯物にくっついて、
家の中にも入ってきます・・・。
そこで今回は、家庭でできる、
クサギカメムシ対策をご紹介します!
クサギカメムシとは?
クサギカメムシは日本全国に分布する、
私たちがよく知っている、カメムシの仲間です。
成虫の体長は14~18㎜くらいで、真っ黒な五角形の形。
そして、クサギカメムシはカメムシの中でも、
最も臭気の強い、くさ~い種類の虫と言われています。(´ε`;)ウーン…
クサギカメムシは、山地から農耕地まで幅広く生息していて、
エサにしするものもたくさんあって、マツやスギのほか、
果物や豆などの穀物など、多くの植物の種をエサとします。
また、冬には気温の差が少ない場所で、冬眠するので、
民家などにも顔を出したりします・・・。
(家屋、積み重ねた木材、石の下、樹皮の隙間などの狭い場所)
接触した時に、する臭いも、カメムシ独特のもの・・・、
だから衛生害虫としても、知られています。
4月に交尾し、5~6月頃には、クサギなどの植物に、
20~30個くらいの卵を産み付けます。
そして8月ごろに成虫になったものは冬眠し、
次の春にまた繁殖する・・・という繰り返しをします。
カメムシは洗濯物が好き?
カメムシは、陽当たりの良い場所で、
日なたぼっこをするのが、好きなんだそうです・・・。
だから、屋外に干してある洗濯物に、
よくくっついているんですね・・・。
そして、毎日注意していても、洗濯物と一緒に取り込んで、
家の中に持ち込んでしまうことも・・・。
これは、洗濯物がお日様でポカポカになっているのと、
白系やベージュ系のものに、よくくっつきます。
そしてカメムシは、洗剤の香り、特に
- すずらんの香り
- フローラルの香り
なんかが好みのようですよ!
クサギカメムシの対策法とは?
クサギカメムシの駆除方法としては、まず植物をよく観察し、
クサギカメムシの幼虫や成虫を見逃さないことが大事です。
表面にいなくても、土の中に潜っていたり、
見えない所に、ひっそり隠れていることも・・・。
入念に調べることが、駆除には必要です。
でも、クサギカメムシの発生する場所は、
たくさんあるので、仮に発生している場所が見つかって、
その場所で駆除しても、また新しい場所から、
飛んでくる可能性があるので、頑張ってもムダになる可能性が・・・。
そのため、家庭でのクサギカメムシの基本的な対策は
【侵入させない!】という侵入防止策になります。
春先や、カメムシが出現する前に、家の壁面に殺虫剤を散布して、
家に入ってくるのを防止しておきます。
殺虫剤を使う際は、注意が必要!
農業用のものを使用しないと、周囲の植物に 悪影響を与える可能性があるので、注意して選びます。また、植物によってや、カメムシの種類によっても
微妙に薬剤が違うケースもあるので、お店などで
相談してから購入することをオススメします。
ハーブ、ミントも効果的?!
カメムシは、自分の出す悪臭で気絶したり、
死んでしまったりするほど、実は臭いに弱い虫だそうです・・・。
ちょっと笑ってしまいそうですが・・・(;^ω^)
だから、ハーブ、ミント系の臭い、トウガラシにも
弱いそうですよ!
ベランダやお庭に、そのような植物を植えたり、
そんな庭がなかったりする場合は、ミント水スプレーも良いそうです。
結構、効果があって、お財布にやさしいですよ。
【作り方】
①水90mlに、無水エタノール10mlを混ぜる。
②1にハッカ油を20滴ほど入れる。
※必要に応じて増減してください。
③混ぜたら、完成!
【使い方】
・よくカメムシがくっついている外壁や網戸などに、
スプレーでします。
・カメムシが浸入してきそうな、換気扇や換気口の出入り口や
窓やドアの周りにもスプレーをします。
まとめ
いかがでしたか?
殺虫剤やスプレーをしておくだけなら、
すぐにでもできる対策法ですよね。
前もって、塗布するだけで、侵入が防げるなら、
やっておきたいですよね!