秋になると、木胡椒(きごしょう)が八百屋さんに並びます。
この「木ごしょう」って一体なに?って思ったことないですか?
それに食べ方も…
今回はそんな木胡椒(きごしょう)についてまとめてみました。
目次
木胡椒(きごしょう)って?
木胡椒は、ピーマンや万願寺、伏見・しし唐などの唐辛子の葉っぱです。
ですから、葉は辛くないです。
実を収穫したあとの茎を、そのまま根元から抜いたものですが、
柔らかな葉っぱが沢山ついていて、未熟な実もいっぱい残っています。
葉唐辛子とも呼びますよ(*^_^*)
木胡椒(きごしょう)レシピ
木胡椒(きごしょう)と万願寺唐辛子のサッと煮
木ごしょう(葉唐辛子)と万願寺唐辛子とのあっさりとした煮物です。
木ごしょうも万願寺唐辛子も、辛みはありませんが栄養豊富な一品です。(*^_^*)
【材 料】(2人分)
木ごしょう:1つかみ
万願寺唐辛子:5~6本
油揚げ:1/2枚
A
水:大さじ3
お酒:大さじ1.5
砂糖:大さじ0.5
和風だしの素:小さじ0.5
醤油:小さじ1
みりん:小さじ1
【作り方】
1.万願寺唐辛子は2cmほど、油揚げは短冊切りにします。
2.万願寺唐辛子と油揚げを小鍋に入れて軽く炒め、
きごしょうの葉先の柔らかな部分も加えてAの調味料も加えて煮ます。
3.火が通ったら醤油、みりんで味をととのえて完成♪
きごしょう(木こしょう)、葉付の唐辛子です。
辛みはありませんが、ほろ苦い野菜、佃煮にしても美味しいです。
佃煮も良いですが薄味の煮物も美味しいですよ(^^♪
木胡椒(きごしょう)の佃煮
【材料】
きごしょうの葉:350g
鷹の爪:4~5本
濃口醤油:90cc
たまり醤油:20cc
味醂:30cc
粉末だし:少々
【作り方】
1.きれいな葉っぱだけを摘んでよく洗う。
2.大容器に入れた葉っぱに熱湯を注ぎ、シナっとしたら、冷水に取る。
3.冷水から上げ、よく固く絞っておきます。
4.鷹の爪(好みの量)の種を出し1mm位に輪切りしておく。
5.鍋に濃口醤油、たまり、味醂、出汁(粉末)、絞った葉、鷹の爪を入れる。
6.焦がさないよう中火で混ぜながら、水分がなくなるまで炒るように炊く。
お好みで、ちりめんじゃこや桜えびを入れるとダシがでて
美味しいですよ!
簡単ですので、是非お試し下さい。
木胡椒(きごしょう)とひき肉の炒め物
【材料】
木胡椒(きごしょう):200g
ひき肉:50g
ごま油:大さじ1杯
醤油酒みりん:各小さじ1杯
【作り方】
1.美味そうな葉をちぎります。
2.ひき肉から炒めて、木胡椒(きごしょう)をいれ、調味料を入れサッと炒めたら完成!
ひき肉が入るとグッとコクがでて、ご飯が進みます!
木胡椒(きごしょう)と油揚げの煮びたし
【材料】
木胡椒(きごしょう):若い物1束(茹で上がり300g)
油揚げ:2枚
胡麻油:大さじ1.5
出汁醤油(創味のつゆ) :大さじ3
酒:大さじ3
【作り方】
1.束で購入する場合は硬い枝も入っているので、
手で柔らかい枝葉を摘み分ける。硬い枝葉は捨てる。
2.数回水洗いした枝葉は、多目の熱湯に塩を少量入れて
1分程茹でザルに取り湯きりし、あら熱をとる。
3.あら熱がとれたら、食べやすい大きさに切る。
4.油揚げ縦に一回切り5㎜幅で細切りにする。
油が気になる場合は切る前に熱湯で茹でて油抜きする。
5.炒め鍋に胡麻油をいれ、木胡椒(きごしょう)と油揚げを炒める。
2分程で出汁醤油と酒を入れて味を馴染ませる。
6.水分やお味がが足りない場合は酒と出汁醤油で調整して下さい。
煮汁が十分に具材に浸み込めは完成です。(*^_^*)
青唐辛子を一緒に入れてもピリッとして美味しいです。
食べ方
佃煮は、そのままご飯のせて食べれば
もちろん美味しいですが、
お茶漬けが最高に美味しいですよ!
もし佃煮にするのに多すぎたなら、
柔らかい葉の部分だけを、
サッと茹でて、おひたしでもいけますよ!v(´∀`*v)ピース