芋のつるって知ってますか?
この時期、たまにスーパーで見かけますが
どうやって食べていいかわからないって方も多いと思います。
今回は、芋づるの栄養や下処理方法などまとめました。
目次
芋づるとは?
芋づる(イモヅル)はサツマイモの地上部分に伸びた茎の部分で、
先に葉をつけています。
サトイモで言うとズイキのようなもの。
一般的にはサツマイモの副産物として家畜の飼料や畑の肥料にされていました。
でも芋づるは美味しい食材で、調理によってはシャキっとした歯ざわりが良く
栄養もあるので、食材が乏しかった戦中戦後などは
一般家庭の食卓に上がることも多かったんですよ。
芋づるは主にサツマイモの収穫前に、
ツルを間引くように収穫されることもありますが、
ほとんどは収穫の際に副産物として収穫されます。
芋づるの栄養
熱帯地方原産のサツマイモは暑さに強く、茎葉の部分には
ビタミンC、E、K、カルシウム、ポルフェノールなどの栄養素がたくさん含まれて
サツマイモの芋を収穫する前の、初夏から秋まで収穫が繰り返しできる
栄養満点の夏野菜なんですよ。
芋づるの下処理方法
葉柄の芋づる・葉に分けます。
芋づるは、そのまま調理すると繊維質が強い事があるので、
一般的には表面の薄皮をむいてから調理します。
1.芋ヅルの端を爪先でつまみ、手前に引くと薄皮が剥けます。
茎全体の皮をむいてください。
2.皮をむいた芋づるは5cmくらいの長さに切り、
灰汁を抜くために30分ほど水にさらしておきます
3.放置後ザルに上げ、たっぷりの水で塩茹でします。
下処理をしたら、あとは、煮物、炒め物など
なんにでも美味しくいただけます。
簡単!芋づるレシピ!!
栄養満点の夏野菜芋づるの簡単レシピをご紹介します。(*^_^*)
芋づるサラダ
【材料】 (作りやすい分量)
いもづる:片手でふたつかみ程度
ツナ:小1缶
マヨネーズ:適量
塩:小さじ4分の1弱
こしょう:適量
酢:小さじ1と2分の1
【作り方】
1.芋づるはあらかじめ柔らかく茹でておく。
2.食べやすい大きさ4センチ程度にいもづるを切って、ボウルに入れる。
3.2のボウルにツナ、マヨネーズ、塩、こしょう、酢を入れてよく混ぜる完成!
(味を見て、物足りない場合は塩、こしょうで調整して下さい。)
すりごまを大さじ1,2杯加えるのもコクが出ておいしいです。
その時はマヨネーズ控えめでもOKですよ。(*^_^*)
ササミと芋づるの炒め煮
【材料】
ササミ:2本
芋づる:1束
ごま油またはサラダ油:大さじ1
めんつゆ:大さじ1
ポン酢:大さじ1
【作り方】
1.芋づるは洗って手で3センチくらいに折り、折ったところを起点に筋を取り除く。
完璧にする必要はありません。
2.ササミは筋を取り一口サイズに切る。
3.鍋に油をあたため、ササミを色が変わるまで炒める。
4.芋づるを加えて1分ほど炒める。
5.めんつゆとポン酢を加えて、汁気が無くなるまで煮詰める。
6.火を止めて盛り付けて完成!
Point!芋づるを手で折りながら筋を取り除くと時短になりますよ(*^_^*)
芋づるのキンピラ
【材料】
芋づる:50本
醤油:大さじ2
酒:大さじ1
砂糖:大さじ1
顆粒だし:小さじ1
サラダ油:適用
一味唐辛子:お好みで
【作り方】
1.中火で熱したフライパンにサラダ油を入れ、下処理をした芋づるを炒める。
2.全体に火が通ったら、醤油、酒、砂糖、顆粒だしを入れてよく混ぜ合わせます。
3.皿に盛り付け、お好みで一味唐辛子をかけて完成!
Point!下処理をするときに茹で過ぎると柔らかくなりすぎるので注意。
長くても3分以内にとどめましょう。
芋づるだけでも十分美味しいですけど、
ニンジンやちくわ、平天、油揚げ、白ごまなどを加えると
さらに美味しくなるのでいろいろと試してみてくださいね。(*^_^*)
芋づるサラダ
芋づるとツナの簡単サラダです。
【材料】 (作りやすい分量)
いもづる:片手でふたつかみ程度
ツナ:小1缶
マヨネーズ:適量
塩小さじ:4分の1弱
こしょう:適量
酢:小さじ1と2分の1
【作り方】
1.いもづるは予め柔らかくゆでておく。
2.食べやすい大きさ(4センチ程度)にいもづるを切ってボウルに入れる。
3.2のボウルにツナ、マヨネーズ、塩、こしょう、酢を入れてよく混ぜる。
4.味を見て、物足りない場合は塩、こしょうで調整して下さい。
Point!マヨネーズの量はポテトサラダを作る時よりちょっと少ないくらいがおすすめ!
調味料の量はお好みで調整して下さい。
すりごまを大さじ1・2杯加えるのもコクが出ておいしいです。(*^_^*)
まとめ
いかがでしたか?
めったに見かけない食材だと思いますので、
もし、見かけたときには一度挑戦してみてはいかがですか?
ちなみに私はキンピラが大好きです(*^^)v