どんなに気をつけていても、寒い冬の季節は、風邪をひいてしまいます。
のどがイガイガするし、寒気がするかも…。
そんな風邪のひき始めにオススメの「たまご酒」!
たまご酒には、昔ながらの知恵がいっぱいあって、体が温まり、栄養も摂取できちゃいます
たまご酒とは
風邪の引き初めによく、たまご酒が良いと聞きますが
なぜ、風邪の時に飲むのでしょうか?
実はたまご酒には、風邪に効く科学的な根拠があるのです・・・
たまごでも、風邪に効果的な成分がはいっているのは
卵白の部分、卵白の中には、リゾチームという酵素が、0.3~0.4%
含まれていて、細菌の細胞壁を分解し殺してしまう特徴があります。
リゾチームの働きは、細菌を死滅させて粘液の排出を助け
タンや鼻汁を体の外に出しやすくしてくれます
日本酒は適量飲むことで、身体を温めてグッスリ睡眠がとれます
たまご酒は、リゾチームと、良質のたんぱく質、日本酒の特質が 1つに合わさって、風邪の引き初めに効果があるのです。
たまご酒の作り方
〈材料〉
・たまご・・・1個
・砂糖・・・大さじ1~2
・日本酒・・・180ml
〈作り方〉
①たまごを泡だて器で混ぜます、もったりするまで混ぜましょう
砂糖を加えてサッと混ぜます
②日本酒をお鍋にかけ、沸騰して1分くらいで火を止めます
③あら熱がとれた②を少しずつ①のたまごに混ぜながら加えれば出来上がり
※リゾチームは70℃以上の熱で死滅してしまいます
沸騰後はあら熱をとるのは必須です
たまご酒を造るポイントは、とろりとした感じが大事です
たまごの色々・・・
大寒の日に、産まれた卵は「寒たまご」と呼ばれ、
昔から、食べると1年間無病息災で過ごせるとされていました。
寒さが厳しい冬に産卵されたものは、滋養成分がたっぷり!
大寒の終わり頃は、「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」と呼ばれ、
春のおとずれを感じ、鶏が卵を産みはじめるころと、されています。
鶏が冬の間に体に貯えた栄養分が、たまごに含まれているということです。
また、女性が大好きな風水では、寒中にたまごを食べると、金運アップするとされ、
1年間はお金に困ったりしないと言われています。
縁起のいい食べ物・・・
この時期しかない縁起の良い食べ物なので、寒たまごを是非食べたいですね。
まとめ
たまご酒にはいろんな効果があるんですね
守るポイントは、リゾチームはを生かすようにあら熱をとってから
たまごに混ぜ、たまご酒を飲んだ後は、ぐっすり寝てください!
翌朝に効果が出ていますよ