猫のオスとメスって実は性格が全然違います。
どちらかしか飼ったことがないとなかなか気付きにくいオスとメスの違い・・・
それぞれの特徴を知って、猫との暮らしをより楽しく、上手に付き合いましょう。
オスとメスの違いを知ろう!
猫のオスとメスのどちらかしか飼ったことがないと、
なかなか気付きにくいオス・メスの違い。
その差は、主にそれぞれの性ホルモンの影響を受けることで表れます。
去勢・避妊手術を行うと性ホルモンの分泌が減少するために
差がわかりにくくなりますが、それぞれの習性は残っているので、
手術後も性別による違いが見られることもあります。
メス猫の場合、避妊手術をすることで性別特有の
病気にかかる可能性が下がります。
しかし、オス猫の場合は、去勢したかどうかに関係なく、
結石などが、尿道に詰まることで起こる
「尿道閉鎖」に注意が必要です。
尿道が細長くカーブしている部分があるため、
メスよりも詰まりやすい構造になっていて、
処置が遅れると命に関わることもあります。
トイレが不衛生な場合や、多頭飼いをしていると、
ガマンをしてしまって、尿道閉鎖になる子が多いので
トイレを清潔に保つのが何より大切になります。
日頃のケアと、2週間に1度は砂をすべて交換して
トイレは頭数プラス1個設置してくださいね。
オス猫の性格
オスは縄張りを守るという使命があるので、
メスに比べて喧嘩早い傾向があります。
縄張り意識が強い反面、知らない人を怖がりやすい所もあります。
野良猫の場合、縄張りを広げる為、
メスに比べて、歩き回る範囲が広いです。
見た目は顔が大きく、骨格がガッシリしていて
全体的に筋肉質で尻尾が長めです。
ポイント
歩き回るのが好きなので、高さ・広さともにスペースを確保して。
脱走クセがある子も多いので注意が必要です。
また、近親以外の猫を受け入れがたい性質のため、
オスの先住猫がいて、多頭飼いを考えている場合は、
性格が穏やかなメスを選んでくださいね。
メス猫の性格
オスに比べて穏やかです。
子育て中に、外敵から子供を守る使命があるため、
オスよりも注意深いです。
気分屋さんの一面もあります。
野良猫の場合、縄張りを広げて力を誇示しようという
気持ちが少ないため、行動範囲も狭いです。
見た目は、柔和な表情で、
体つきはふくよかな子が多く、ポーズもしなやかな印象です。
ポイント
臆病な子が多いので、できるだけ温和に接してあげてください。
また、縄張りに誰かが入ってくることにストレスを感じます。
安心できる縄張りと、その場所の経路を確保してあげることを一番に考えてください。
隠れているときは、そっとしてあげるのも大切です。
まとめ
いかがでしたか?
猫ちゃんと楽しく健やかに暮らす為に
オスとメスの違いを知り、
上手に猫ちゃんと付き合いましょう!