夏のスタミナ食として、江戸時代から庶民の間で食べられているうなぎ。
カロリー高そう!という女性もいますが、実は低カロリーなのはご存知でしょうか?
健康だけではなく、美容や、アンチエイジング効果の栄養素をたっぷり含んでいるうなぎ。
そんなウナギのカロリーや、美容効果などなど、まとめてみました。
うなぎは低カロリー?
夏バテなど、スタミナ不足の時に食べたいウナギ…
でも、カロリーが気になる女性は、敬遠しがちです。
しかし、それは大きな誤解でした!
うなぎは思ったよりも、カロリーは高くないのです。
大きさにもよりますが、通常の蒲焼き1串が100gとすると、約293 kcal。
和牛サーロインステーキが100gで498 kcal、
とんかつ100gが344kcalと、比較すると、低カロリーです。
丼物にしても…
カツ丼…900 kcal
中華丼…740 kcal
牛丼…710kcal
ネギトロ丼…720 kcal
親子丼…663kcal
うな丼…650 kcal
上記のとおりなので、比較すると低カロリーです。
高タンパクで、ビタミンやミネラルも豊富ですし、適度な脂質もあるので満足感もあります。
栄養素が偏りがちで、パワーが落ちてしまうダイエット中には、食べたい栄養食ですね!
うなぎの脂肪は「良い脂肪」
うなぎって、脂がしつこそう…と思いがちです…
私たちが見るうなぎは、タレがかかってる蒲焼なのでそう見えますが
実際のうなぎ自体はそれほど脂っこくはありません。
また牛・豚・鶏などの脂肪に含まれている「飽和脂肪酸」は、
食べ過ぎてしまうと、血液の中の、悪玉コレステロールを上昇させ、健康によくないのですが、
うなぎのような、魚の脂肪に含まれているのは「不飽和脂肪酸」です。
不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールの動きを抑制し、脳の発達を助け、老化による衰えを防ぎ、
血液をサラサラにする、DHA(ドコサヘキサエン酸)や、
動脈硬化を予防し、脳梗塞や心筋梗塞などの発病を防ぐ
EPA(エイコサペンタエン酸)がたっぷり含まれているのです。
美容やアンチエイジングにはうなぎ
うなぎには、女性にとって、うれしい栄養素がたっぷり!
美容効果やアンチエイジング効果があるんですよ。
◆ビタミンAのレチノールは、美容液などにも配合されている成分で、
表皮の新陳代謝を活発にして、きめ細かい肌へと導いてくれます。
さらに、コラーゲンやエラスチン層にヒアルロン酸をプラスしてくれるので、
加齢によるシワ、たるみ、に効果が有ります。
◆ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるので、ダイエットには必要、
B2は新陳代謝を助け、皮膚の健康を守ってくれます。
◆ビタミンEは、別名「若返りビタミン」とも呼ばれていて、女性には欠かせない美容ビタミンです。
細胞の酸化を防ぐ働きがあるので肌の老化をストップし、ハリやツヤを取り戻してくれます。
◆コラーゲンは、お肌の弾力やキメの細かさなど、美肌作りに重要です。
うなぎの皮には良質なコラーゲンがたっぷり。
蒲焼きなど、うなぎは皮ごと食べるのでより効果が倍増します。
健康・美容効果を上げるには?
うなぎで、健康・美容効果を上げる為には…
うなぎは、健康や美容、アンチエイジングにぴったりな栄養素が、
バランス良く含まれているのですが、唯一含まれていないのが、ビタミンC。
ビタミンCは、うなぎにたくさん含まれている美容、健康成分の働きを手助けするので、
うなぎを食べる時には、他の食材で是非プラスして下さい。
ビタミンCは野菜や果物、サプリメントなどで手軽に摂取しやすいので、
鰻屋さんで食事をする際に、うなぎ以外に野菜などのメニューがあればプラスしましょう。
もし他にメニューがない場合は、野菜ジュースや果物のデザートなどで
ビタミンCを補うことをおすすめします。
そうすることで、鉄分の吸収率が向上し、亜鉛とビタミンCが
協力してコラーゲンを生成したり、健康・美容に効果がさらにアップします。
まとめ
ウナギには、良質のタンパク質や脂質はもちろん、
ビタミンA・B1・B2・D・E、さらにミネラルやDHA・EPAなど、
身体に大切な栄養素が、たくさん含まれています。
これらの栄養素により、夏バテ防止・疲労回復効果・高血圧の予防、
美肌・美容効果など、様々な嬉しい効果が期待できるんです。
私もウナギは大好きなので、積極的に(でもほどほどに)食べたいですね!
美味しく食べてキレイになりましょう!