あさイチでビーツを紹介していました。
今回はビーツの栄養や健康効果、
ビーツ農家の茹で方までご紹介します。
ビーツの栄養素
ビーツ(beet)は、地中海沿岸が原産。
赤カブのように見えますが、カブではなく、
ホウレン草と同じアカザ科のサトウダイコンの仲間です。
名前の由来は、ケルト語で赤を意味する「bette」からきており、
日本に伝わったのは江戸時代といわれています。
赤い色のビーツは、ロシア料理のボルシチに欠かせない根菜で、旬は夏から秋となります。
赤いビーツは、飲む天然輸血と呼ばれていて、
栄養がたっぷりです。
などなど、ビタミンやミネラルが豊富です。
ビーツが注目される大きな理由に「NO(エヌオー)」
つまり一酸化窒素が豊富に含まれているという点があります。
NOには血管の筋肉を柔軟にして血流をスムーズにするという働きがあります。
血流がよくなることにより、冷えやむくみ予防、美肌効果、ダイエット効果、
エイジングケアも期待できます。
もちろん美容だけではなく、疲労回復、基礎代謝向上など健康面でも役立ちます。
ビーツの健康効果
ビーツの健康効果には次のようなものがあげられます。
・疲労回復
・腸内環境を正常化する
・肝臓の機能を高める
・がんの予防
・貧血予防
あさイチでは、血流の改善パワーや、
認知症予防の効果などを紹介していました。
最近はスーパーで売ってるので、
手軽に購入できますね。
ビーツ農家に教わったおいしいゆで方
1.ビーツは皮付きのままで、水から茹でます。
皮付きのままゆでると、ビーツの赤い色や栄養素が抜けにくくなります。
じっくり火を通すと甘みが増すので水からゆでることもポイントです。
水に少量の酢を足すと、ビーツが酸に反応し、発色がさらによくなります。
2.ゆでたビーツは皮を手でむくことができます。
ビーツの土臭さが気になる場合は、包丁で厚めに皮をむくのがオススメです。
ボルシチの作り方
【材料】
ビーツ、豚(又は牛)かたまり肉、玉ねぎ、人参、じゃがいも、
固形コンソメ、キャベツ、トマト水煮缶、塩、こしょう、(あればサワークリーム)
【作り方】
1.キャベツ、肉、じゃがいも、人参、玉ねぎは食べやすい大きさに切っておきます。
ビーツは、酢・塩を入れた水の中に皮付きのまま入れ、
ゆであがったら、厚めのいちょう切りにしておきます。
2.鍋に水とコンソメ、肉、ローリエを入れてアクをとりながらじっくり煮ます。
3.2に1とトマト水煮缶を入れ、やわらかくなるまで煮込みます。
途中でビーツも入れてさらに煮込み、塩・こしょうで味を整えます。
4.お皿に3を盛りつけ、あればサワークリームを添えて出来上がり。
※下ごしらえの時に、堅めに茹でるのがポイントです。まとめ
色がキレイなので、子供には人気がある野菜です。
スーパーで見かけたら、是非食べてみてください。