アホエンオイルには5つの効果があります!
今回は作り方もご紹介しますので、
是非参考にしてください。
アホエンオイルとは?
ニンニクに含まれる成分の一つに、アホエンというイオウ化合物があります。
アホエンは1984年に発見され、アホエンの「アホ(ajo)」とは、
スペイン語でニンニクという意味です。
ニンニクをすりおろしたりすると、アリシンというイオウ化合物ができます。
このアリシンに熱を加えると、温度の高さによって、
3つの成分に分解されます。
その一つがアホエンです。
つまり、生のニンニクには、アホエンは含まれてなく、
アリシンを25~100度の間で加熱することで初めてできる成分なのです。
このアホエンには強力な免疫力増強作用があるため
次のような効果をもたらすことが確認されています。
アホエンの5つの効果
アホエンには驚くべき効果があります。
1.抗がん作用
発がん物質の発生を抑え、ガン細胞を自殺に導く。
2.血栓予防作用
血小板の凝集を抑え、血栓ができるのを防ぐ。
3.抗菌作用
細菌やウイルスに対する殺菌作用。
4.脂質代謝異常防止作用
血液中のコレステロールや中性脂肪の濃度を下げる。
5.その他
このように、アホエンには薬効がありますが、 酢漬けやしょう油漬けにして、ニンニクを食べても、 アホエンを摂ることは出来ません。アホエンをとるなら、ニンニクを油につけたまま
低温加熱する「アホエンオイル」(ニンニクオイル)を手作りするのが良いですね。
アホエンオイルの作り方
アホエンオイルを作る時、ニンニクを油につけたまま低温加熱するのは、
アホエンが脂溶性だからです。
ニンニクのアリシンは水溶性ですが、アリシンを加熱してできるアホエンは
脂溶性に変わっています・・・不思議ですね。
【材料】
ニンニク:2片
植物油:100g
【作り方】
1.ニンニクを刻む(あまり細かく切るとにおいが強くなるので注意)
2.耐熱容器に、1を入れ植物油を加える。
3.水を張った鍋に、耐熱容器を倒れないように注意して置き、湯煎する。
4.水が沸騰したら、すぐに火を止め、油が冷めるまでそのまま置く。
5.油が完全に冷めたら茶漉しなどを使って、ニンニクを漉して、完成!
密閉容器に入れて、冷暗所に保存すれば、約1ヶ月はもちます。
Point・1日小さじ1杯を目安に摂る
・アホエンは高温に弱いので調理後にかける
・冷暗所で約1ヶ月保存できる
アホエンオイルのオススメメニュー!
・パスタ
出来上がったパスタにアホエンオイルを絡めてたり、ソースの隠し味に。
・サラダ
アホエンオイル、塩、コショウを混ぜてドレッシングを作り、サラダにかけて。
・ヨーグルト
アホエンオイルをヨーグルトにかけて食べれば、免疫力増強効果が倍増します。
まとめ
いかがでしたか?
作り方はとっても簡単なのに、
驚きの効果が得られるアホエンオイル!
ぜひ作ってみてくださいね。