自立神経を整える効果がある春菊ミルクってご存知ですか?
春菊の苦味成分にその謎が隠されているそうですよ・・・。
今回は春菊ミルクの効果や作り方をご紹介します。
春菊の苦味成分
冬になると、鍋料理でおなじみの春菊ですが、
漢方でも、菊は花も葉も自律神経に働きかける薬として
古くから使われていました。
自律神経が乱れると、血行不良や便秘など、
色んな身体の不調があらわれやすくなります。
とくに、血液中の白血球や、腸には免疫細胞がたくさんあるので、
自律神経のバランスが悪いと、免疫力の低下につながります。
春菊の苦味成分である植物アルカロイド類は、
自律神経に働きかける作用があります。
本来、人間は苦いものを好まないので、
苦いこの成分を口にしたら、
身体が異物と思って、腸を動かし、外へ出そうとします。
このときに腸が動くように指令をだすのが、
副交感神経です。
つまり、苦いものを食べて、「マズイ」と感じることが、
副交感を刺激します。
春菊には他にも、免疫力やストレスに対抗する
ビタミンBをはじめ、ビタミンC
β-カロテンやビタミンAなどの栄養素が豊富です。
春菊ミルクの効果
春菊は様々な健康効果がありますが、
熱を加えると、ビタミンCなど壊れてしまう成分もあります。
なので、できるだけ生でとるほうが栄養成分を
損なわずに摂ることができます。
そこでおすすめなのが「春菊ミルク」
牛乳と一緒にジュースにするやりかたです。
こうすると、春菊の苦味がやわらいで、
飲みやすくなります。
さらに牛乳を摂る事で、イライラを抑えるカルシウムも摂れ、
春菊の自律神経を整える作用との相乗効果が発揮されます。
春菊ミルクの作り方
では春菊ミルクの作り方です。
【材料】4人分
春菊:100g
牛乳:800ml
【作り方】
1.春菊は水洗いして、水気をとり、3~4cmの長さに切る。
2.ミキサーに牛乳と春菊をいれる。
(茎が硬い場合は、根元1~2cmは入れなくて良い)
3.ミキサーを約30秒回し、春菊と牛乳をよく混ぜ完成!
※時間がたつと、春菊の繊維と牛乳が分離して飲みにくいので、
ミキサーしたら、すぐに飲むのがおすすめです。
・毎日1杯飲むこと
まとめ
いかがでしたか?
春菊にこんな効果があるなんて知りませんでした。
相乗効果が期待できる「春菊ミルク」
一度試してみてください。