弾性ストッキングはむくみ予防の効果あります。
女性に多い下肢静脈瘤の予防・治療に使われるストッキングです。
そんな弾性ストッキングの効果・選び方・注意点などをご紹介します。
弾性ストッキングのむくみ予防効果
弾性ストッキングは、みた目は普通のストッキングですが、穿くことで、
足を適度な圧力で圧迫し、筋ポンプ作用を強くしてくれます。
適度な圧迫によって、足の血液が血管内で、うっ滞するのを防ぐことかできるのです。
ただし、むくんでから使用しても、効果は半減してしまいますので、 足がむくむ前、朝の仕事前に履くことがポイントです。医療機関で用意するものもありますが、ドラッグストアなどで手軽に購入できる市販品も数多くあります。
このストッキングは足首からふくらはぎにかけて
少しずつ圧力が高くなる設計で、無理なく足を圧迫できます。
また、筋肉に適度な圧迫を加えることで血液を上へ、
心臓へと押し上げていく効果も持っています。
もともと下半身は心臓から遠いため、血液をうまく押し返すことができず、むくみが生じます。
筋力不足によって生じることも多いのですが、弾性ストッキングは
筋肉への圧迫で血液を押し流す働きを促進することができるわけです。
手軽に利用することができますし、装着方法に難しい点も特にありません。
着圧・弾性ストッキングの選び方とポイント
足のむくみ予防なら、膝下まで長さのハイソックスタイプで良いでしょう。
ストッキングタイプの弾性ストッキングも、同じように足のむくみ予防効果はありますが、
肝心なのはふくらはぎの圧迫ですから、膝下までを圧迫するタイプで十分ということです。
ただし、足首までしかないレギンスタイプはダメです。
必ず足首よりも先の部分まで覆われている、弾性ストッキングにして下さい。
その理由は、レギンスタイプでは圧迫力が強い場合、
逆に足首よりも先がむくんでしまう恐れがあるからです。
着圧・弾性ストッキングには、必ず圧迫力の表示があります。
むくみの程度に合わせた圧迫力のものを選びましょう。
医療機関ですすめるようなものは、まずは大丈夫ですが、
市販のものを選ぶ時は、一般的には圧力20hpa前後、
むくみの軽い方は、圧力13hpa前後でよいでしょう。
また一日中立ち仕事などで、むくみの酷い方は、
圧力27~33hpa程度がおすすめです。
しかし、これはあくまでも目安です。
判断できない場合は一般的な圧力で良いでしょう。
それでもむくみ予防効果は、十分にありますよ。
ただ、弾性ストッキングにもさまざまな圧力や形があるので、
はじめはどれを使ったらよいのか迷うことになると思います。
弾性ストッキングの注意点
弾性ストッキングは、むくみ予防効果がありますが、足がむくむ前に履くのがポイント。
もし、むくんでしまった状態で、弾性ストッキングを履くならば、
10分間でも足上げ等で動かして、むくみを和らげてから履くようにしましょう。
強い圧迫力の弾性ストッキングでは、少しのシワでも皮膚に食い込んでしまい、
皮膚や血管、神経を痛めることがあります。
だから、弾性ストッキングはシワができたり、丸まらないように着用することが重要。
使用中に、足がしびれたり、痛みがでた場合は、シワ等がないか再度確認してください。
まとめ
毎日、弾性ストッキングを使用していると、
むくみにくくなって、しかも、セルライトの予防や解消につながります。
また、ゴルフなどで、足が歩き疲れた時の疲労回復にも効果があるのです
効果的に使用して、むくみとはもうおさらばです(^.^)/~~~