寒い冬に、エアコンをつけると、空気が乾燥して
喉はイガイガするし、肌も乾燥してカピカピになってしまいます・・・
でも寒くては夜眠れません・・・
こんな時にオススメなのが、湯たんぽ。
湯たんぽはゆっくり温めてくれて
空気も乾燥せず、しかもエコ
そんな湯たんぽの色々をご紹介します。
湯たんぽの由来
湯たんぽは、中国の唐の時代から存在し、
湯たんぽの「たんぽ」は「湯婆」の唐音読みで
湯婆子→タンポジ、湯婆→タンポと呼ばれていました。
婆は、妻や母の意味で、母親の暖かい温もりに抱かれて眠るような感じで
お湯を入れた容器を代わりに抱いて寝ることからついたそうです。
中国では”たんぽ”のみで湯たんぽの意味が
日本に伝わった時、”湯”がさらにつけられたようです。
日本に伝わったのは、室町時代、漢字で書くと「湯湯婆」となります。
なんか変ですよね…
安全な使用方法・注意点
・湯たんぽに入れるお湯の温度は、 ポリ湯たんぽで約80度以下
ゴム湯たんぽは、約70度以下 にしてください。
しっかりとキャップを締め、お湯が漏れてないことを確認してください。
・お湯を入れるときは、キャップの口元まで入れます。
お湯が少ないと内部気圧の変化で、キャップが開かない・本体が変形・亀裂が入る…などがあります。
・湯たんぽは、必ず専用カバーか厚手の布で湯たんぽ全体を覆ってください
カバーをした場合でも、 低温やけどの原因となるため、 湯たんぽは、直接身体に触れないような所に置いてください。
・寝る前に、湯たんぽを布団の中に入れ、温めるのがオススメ。
お布団が温かいと寝つきがよくなります。
お布団が温まったら、布団の外に出すか、身体から離して置いてくださいね。 そのまま寝て低温やけどすると大変です。
人気の理由
・お湯を使うので、空気が乾燥しない
・持ち運びが楽
・環境にやさしい
・優しい暖かさなので体にもやさしい
・電気代もかからずエコ
使い方さえ注意すれば、こんなに良い暖房は無いですよね!
湯たんぽの比較
ブリキ製・・・・・・
良い所
・値段が安い
・熱伝導率が高い
・丈夫で長持ち
悪い所
・火傷の心配が高い
・湯たんぽの重量が重い
・錆びに弱い
純銅製・・・・・・
良い所
・金属では、最も熱伝導率が良い
・保温力は抜群
・殺菌作用がある
・耐久性に優れている
悪い所
・火傷の心配が高い
・ゴム製などに比べ重量がある
・錆に弱い
ゴム製・・・・・・
良い所
・柔らかい感触
・錆びない
・水を抜きやすい
・火傷の心配が少ない
・湯たんぽにお湯を入れやすい
・持ち運びが楽
・収納時に邪魔にならない
悪い所
・熱伝導率が低い
・保温の持続性が劣る
・直射日光に弱い
・ゴム特有の臭いがある
・耐熱温度が70℃ほどで低い
・冷めるのが早い
プラスチック製・・・・・・
良い所
・比較的安い
・腐食の心配が全くない
・火傷の心配も比較的少ない
悪い所
・熱伝導率が低い
・保温性も低く劣る
・変形しやすい可能性がある
比較するとそれぞれに、長所と短所があるので
自分にあった湯たんぽを選んでくださいね。
蓄熱充電式と充電式
最近人気の蓄熱充電式と充電式、これも重宝します。
蓄熱充電式湯たんぽは、お湯の入れ替え不要で環境に優しく経済的です。
充電式湯たんぽが、便利に連続して使える秘密は、中身の塩水にあります。
蓄熱充電式湯たんぽの溶液の主成分は、弱塩化ナトリウム水溶液です。
湯たんぽの素材も感触がいい、やわらかいものが使用されていて人気です。
充電式湯たんぽは、安全設計に配慮して、本体は高温防止機能付きですから安心。
エコ設計で、電気代は1回充電で約2円と経済的です。
湯たんぽのカバーは、低温やけどを防止に効果的です。
良い所
・火災の心配がない
・蓄熱充電後は、コードレスタイプに!
・乾燥肌の心配もなし
・お湯なの入れ替えが不要、連続使用出来ます
・柔らかな肌触りが良い
・省エネ設計
さらに使いやすいって感じですね。
まとめ
快適な睡眠の準備をするうえに、エコで、空気も汚さない湯たんぽ。
でも、使い方注意しないと、深刻な低温やけどの原因になります・・・
お湯を入れる時も、火傷をする可能性があるので、注意が必要ですね。
湯たんぽは、正しく使って、安全に使用してください!